Xboxの製品企画部門のボス、Albert Penello氏が先月OXM(オリジナル・エックスボックス・マガジン)に伝えた。
氏によれば「XboxOneとPS4の技術比較は軽視されている。」
「我々のゲームと体験はどこから見てもPS4に引けを取らないし、もしかするとそれ以上のものもあるかもしれません。」
Penello氏はスペック比較で実際に購入を決めるプレイヤーもいることを延べ、
「問題なのはソニーが発表した数字の束に意味が無いことだ。」
「これは1990年代の16ビット対32ビットとはワケが違う。」
「実際のところ、彼らは各部品にいかに誇れるかを発表しているし、我々はあらゆるコンポーネントで最適性能を引き出すために調整している。」
「私にとってそれが問題とは思えないので議題にもならない。」
「箱は素晴らしいものだし、ゲームにも威厳がある。」
「人々がよくわからない数値について議論するのは無意味だ。彼らは(エンジニアの)ニック・ベイカーじゃないし私はマークサーニーじゃない。何故この議論をするのか?」
Penello氏は消費者がゲームを提供するコンソールのためではなく紙上のスペックを取り上げていることを感じている。
「我々はインスタントスイッチングとクラウドの力の"魔法"がもたらす偉大なゲームと体験のためによりよくなるように行っている。」
http://www.oxm.co.uk
数値による比較にご立腹といった内容。
独占タイトルとキネクトによる体験で見て欲しいって所かな。
とはいえマルチが主流の現代において、より快適にプレイ出来るのはX1とPS4のどちらなのか?という話題は避けられない。
先日そのマーク・サーニーがPS4を単純な数値上のスペックの向上を目的としない設計という講演を行ったばかりで、しっかり解説していることに対して分が悪いようにも思う。
▲主メモリ+eDRAMの構想から開発しやすい高速の主メモリ一本に絞った
Xboxのお膝元である
北米Amazonでも(6/28現在)XboxOneが4位,PS4が(ソフトと同梱版を含め)8位・15位・16位・29位・35位と拮抗しているようにも見え、
2013年累計販売ランキングではPS4に遅れを取っている。
ゲーマー受けは圧倒的にPS4有利だけど、実績の引継ぎなど継続性もあり、ライト層の選択も含めて市場を二分する争いになると思われます。
それこそ任天堂がハード事業を停止してどちらかに独占供給するくらいの変革が起こらない限り。
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