ユーザーにはどんなゲームか判断の場。メーカーには?
先週バルセロナで行われたGamelab conferenceで調査会社
EEDARが「体験版とトレイラーの有無によるソフト販売数の変化」の調査結果を公開した。
結論からいうと体験版が販売に好影響を必ずしも及ぼさないというもの。
体験版とトレイラーの公開の有無による平均販売本数。
発売6ヶ月後平均販売本数
・トレイラーのみ公開:52.5万本
・体験版+トレイラー両方公開:25万本
・体験版のみ公開:20万本
・両方公開しない:10万本
引用:http://www.computerandvideogames.com
じゃあ体験版は悪なのか?と言うとこれは一概にいえない面もある。
例えば体験版などのプロモーションは新規作品や販売が思わしくないタイトルをよりユーザーに知ってもらうために投入する事もあるだろうし、大型タイトルの続編だったら体験版を出さないという手法も考えられる。また予算の少ない小品だったらプロモーションの費用も販売本数も少ないだろう。
さらに発売時期の他タイトルの動向、発売時期など、ゲームソフトの特性上まったく同じ条件での比較が出来ない。
調査会社が出す数字なのでそれなりに根拠があるでしょうけど、
いちユーザーからすれば自信のあるタイトルは体験版を出した方が販売に良い部分もあるのかなと思ったりします。
一作売り逃げしても次作の販売が落ちるだけですし。
ドラッグ オン ドラグーン3スクウェア・エニックス
プラットフォーム: PlayStation 3
2013-10-31
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