9月からSCEJAの新社長に就任した盛田厚氏がインタビューに応じています。
自社のPS4が欧米で好調な販売を続ける半面、国内ではロンチ以降は盛り上がりに欠けることを認め、またそれには満足していない事も伝えています。
さらに今後に向けた施策について語っています。
--日本ではなぜ欧米のように勢いが続かなかったのか。
日本の市場向けのゲームソフトをユーザーにきちんと提示できなかった。だが9月1日の発表会で、多くの有力タイトルを見せられたと思っている。メインが来年なのは間違いないが、それでも前倒しで年末に買ってもらえるようにしたい。
--1年間ないとソフトのラインアップがそろわないのか?
PS4はゲームクリエーターにソフトが作りやすいゲーム機にして、開発の情報を共有した。これが欧米はうまくいった。だが日本ではそこがうまくいかず、国内の各メーカーが「様子見」になった。だが今は風向きが変わった。
--年末商戦の具体的な施策は? ゲーム機の普及には値下げが有効だ。
まずやることは、ユーザーに「有力ゲームが出る」という説明だ。もう一つは、バンドルモデルの訴求をしたい。またネットワークを経由した遊びもあるから、それらをキーにした施策を打つ。価格戦略については、言えない。
http://news.mynavi.jp/news/2014/09/23/022/
年末に向けて踏み込んだ内容のインタビュー。
盛田氏が言う「有力ゲーム」はTGSで発表され、これから同梱版とネットワークの魅力を伝える施策が実行される事が想像されます。
個人的にFF、ドラクエ、MGS、などの大型タイトルと対照的なインディーズタイトルのキャンペーンを予想。
LBP3に加えて「オクトダッド」や「マインクラフト」などのタイトルかPS+の加入権を同梱してフリーで配信するようなパッケージの発売も考えられます。
WiiUが伸びきれない所でPS1時代のような幅広い年齢層に向けた広告とか。
「Oddworld: New ’n’ Tasty(エイブアゴーゴー)」や「Transistor」など海外の配信から妙に寝かせているタイトルが多いので固めて発表やキャンペーンを打つのではと思っています。
値下げは時期的にまだすこし早いと思われます。
PS据置の値引き時期は下のエントリでまとめているので参考に
PS4の買い時はいつか PSハードの値下げ時期を比較
PlayStation 4
ソニー・コンピュータエンタテインメント
プラットフォーム: PlayStation 4
2014-02-22
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