任天堂が平成28年度第3四半期決算短針を発表
4-12月期
売上高:3111.2億円(前年比 △26.9%)
営業利益:263.2億円(前年 424.9億円)
経常利益:491.1億円(前年 553.0億円)
四半期期純利益:1029.7億円(前年比 153.9%)
売上総利益は1400.7億円(前年 1833.0億円)と減
売上総利益率では43.1%⇒45.0%と若干の改善
持ち分法による投資利益(ポケGO/マリオラン関連)が167億円計上
為替差益が10-12月期に413億円発生、前四半期の差損を上回る
有価証券売却益(マリナーズ株売却)が635.7億円が計上され、四半期純利益では前年を上回る
研究開発費 441.1億円(前期 451.7億円)
広告宣伝費 292.0億円(前期 397.6億円)
【通期業績予想の修正】
売上高:5,000億円⇒4,700億円⇒
4,700億円
営業利益:450億円⇒300億円⇒
200億円
経常利益:450億円⇒100億円⇒
300億円
純利益:350億円⇒500億円⇒
900億円
【ハード/ソフト販売】
(期間 16年4月1日~12月31日)
●WiiU
ハード販売 76万台 (前年同期 306万台)
ソフト 1,248万本 (前年同期 2,262万本)
●3DS
ハード販売 645万台 (前年同期 588万台)
ソフト 4,678万本 (前年同期 3,887万本)
※3DSのバージョン別販売
new3DSLL: 353万台
2DS: 217万台
new3DS: 64万台
3DSLL: 6万台
3DS: 5万台
主なソフト販売(同梱版/DL版含む)
・ポケモン サン・ムーン:1469万本
・マリオメーカー3DS:201万本
・ポケモンωルビーαサファイア:184万本
・マリカ7:156万本
・ポケモンXY:136万本
・カービィロボボ:132万本
・マリオラン:配信4日で4000万ダウンロード
・amiibo:フィギュア型650万体/カード型660万枚(前年同期 2,050万体 / 2,150万枚)
スマートフォンで配信予定の「どうぶつの森」は来期へ延期
https://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2017/170131.pdf
https://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2017/170131_4.pdf
https://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2017/170131_2.pdf
年末商戦の上乗せもWiiUが販売停止の為、前年から3/4に減少。
3月発売の新型機スイッチが減少を続ける据置/携帯の代わりができるかといったところ。
他には前年から「その他流動資産」が200億円、「買掛金」が580億円増加しており、スイッチ発売の関係と思われます。
投資有価証券が400億円増加しているのも気になります。
関連記事
任天堂16年度Q2決算 減収、60億円の営業損失、今期売上予想を下方修正
任天堂16年度Q1決算 減収、51億円の営業損失、350億円の為替差損で386億円の経常損失に