この週末に日経と東洋経済が任天堂に厳しい見通し

東洋経済が任天堂の業績について指摘。
今後の戦略についても懐疑的な意見だ。

以下記事概要

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・今期の減収減益の主因は3DSの低迷
・君島社長は3DSに女性と子供層の需要を喚起する方針だが、大ヒット作なしに再成長は困難
・WiiUもスプラトゥーンの大ヒットがあったが普及が進んでいない

あるゲームソフトメーカー幹部は、「（WiiUの普及台数では）販売本数が見込めないので開発は難しい。プレイステーション4向けのタイトルを出していきたい」と語る。

・君島氏の戦略は新型機NXの投入とスマホ参入
・NXにはメーカーの期待も高い

ゲームソフトメーカー首脳は「NXへの期待は、WiiU発売前よりも高い」と言い切る。

・だがNX本体が逆ザヤ販売になれば初年度の収益は見込めず、収益化は普及後の翌年以降になるだろう
・スマホについても高収益のガチャ課金はなく、ヒットが出にくい環境で未知数

http://toyokeizai.net/articles/-/108096

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日経新聞でも同様の記事が公開。
日経ではさらに踏み込んで3DS不振は米市場での低迷が原因としていて、WIiUの国内品薄についても問い合わせています。


・任天堂不振の原因は米州での3DS低迷

足を引っ張るのは米州市場だ。

　米州はＤＳが約6000万台、アドバンスも約4000万台といずれも国内の倍ほども売れる重要な市場だが、３ＤＳは国内並みの約2000万台にとどまる。
　米州不振の原因については「ポケットモンスターなど人気作の投入が遅く、うまく市場が立ち上がらなかったためゲームメーカーの参入が鈍った」（エース経済研究所の安田秀樹アナリスト）との指摘もある。

http://www.nikkei.com/markets/kigyo/editors.aspx?g=DGXMZO9793316002032016000000

・WiiUの品薄は値下げの予兆か

市場では「Ｗｉｉ　Ｕを値下げするために出荷を絞っているのではないか」との観測も流れるが、任天堂は「値下げの予定はない」と否定している。

同上

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二紙ともかなり厳しい論調ですが、スマホ参入第1弾の「Miitomo」は新しいアカウント作成の導線に過ぎず、2番手以降のアプリが本命。次なる発表を待ちたいところ。

Welcome to Miitomo! pic.twitter.com/HR1P6Ezy3b

— Miitomo (@MiitomoApp) 2015年10月29日

NXについてもWii/DSの成功体験を引きずったWiiU/3DSから方針転換はあるはず。
個人的にはより子供やライトに回帰したハードになると予想。
海外大作の確保より国内タイトルに重点を置くのでは。


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