PS3版の購入でPSVita版が無料になる「クロスバイ」プログラムが開始!
現在対応は「PSオールスターズ」「スライクーパー」「ラチェット&クランク」の予定。
やっと出来そうで出来ていなかった販売方法がgamescomのプレスカンファレンスで発表されました。
しかし、まだまだ難問も多そうなクロスバイ制度です。
当初phyreengineで開発することでPS3⇒PSVita移植は「ベタ移植であれば2週間で済む」と言われていた環境ですが、現状を見るにおそらくは事前の噂ほど簡単に移植できていないように思えます。
※phyreengineで開発されているタイトルはデモンズソウルやマリシアス、トトリのアトリエ、ディスガイア4など有名どころでも使われている。
phyreengine
Wikipedia(英)
また、クロスバイでソフトの売上を一本に集約することで、ハードごとに販売した時よりどれだけ本数を伸ばせるか、今後発売予定の3作で予測出来るでしょう。MGS2・3HDが比較の材料に出来そう。
ちなみにMGSHDはPS3版が初週5.9万本、Vita版が初週2.4万本。
通常サードからすれば2本のタイトルから1本分の売上というイメージが先行するでしょうから、忌避されることは明白で普及にはSCEのリソースが必要です。
手間のかかる移植のコストをいかにSCEがサポートしていくかがサード参入の鍵になりそうです。
ダークソウルのPC版の解像度とfpsが話題に上がっていますが、ダクソもphyreengineで開発しているんですよね。
とはいえユーザーからすればクロスプレイやクロスセーブのメリットもあるけど、同じソフトを複数買う程ではないのが現状です。問題を解決して普及してほしいところ。
WiiUへのアドバンテージに出来るのかも含めて今後の注目する点でもあります。
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