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Gaikaiは,2012年6月5日(日本時間6月6日)に行われた発表で,SamsungのスマートTVにクラウドゲーミングサービス「Gaikai」を標準搭載することを明らかにした。サービスは,「Samsung SmartTV Cloud Gaming」という名称で行われる。
これにより,2013年以降に発売されるSamsungの新型モデルのテレビでは,ゲーム機に接続することなく,Gaikaiがサービスを行っているゲームソフトをストリーミングしてプレイできるようになる。
(以下Gaikai 、David Perry氏へのインタビュー)
――今回,Samsungと提携されたことについて聞かせてください。
ペリー氏:
考えてみてください。例えば「Call of Duty: Modern Warfare 3」などは,2000万本を超えるようなメガヒットになりましたが,恩恵を受けているのはパブリッシャとプラットフォームホルダーくらいで,そのゲームを映し出すテレビの販売会社は何の恩恵も受けることができません。
そういった話を各電器メーカーに説得していたのですが,クラウドゲーミングによるチャンスに気付いたメーカーの一つがSamsungだったということです。(中略)――先週から,ソニー・コンピュータエンタテインメント(以下,SCE)に買収されるとか,PlayStation 2タイトルのバックワード対応をGaikaiで実現するというウワサが流れていましたが。
ペリー氏:
クレイジーな1週間でしたね。Microsoftが次世代ゲーム機でクラウドサービスを行うと発表していることから,そういう憶測が流れたのだとは思いますが,噂は噂です(笑)。――では,SCEと提携を行う可能性はあるのでしょうか。
ペリー氏:
それはメーカー次第です。次世代ゲーム機にクラウドゲーミングが必須になるのは間違いないでしょう。テレビメーカーがその気になれば,ゲーム機のない次世代ゲーム産業も実現できるわけですから。
サムスンのスマートTVで実際にGaikaiのゲームを動かすデモ
	
	
	噂の元はサムスンだったとは・・・
	まずは噂とはしながらも3つもエントリを消費してお伝えしてしまったことをお詫びしたい。
	VGェ・・・。
	
	実用は2013年以降としながらもスマートテレビひとつでリッチなゲームプレイが可能になる仕組みは、電器メーカーの可能性を大幅に広げるもので、Gaikai加入者が増えればサムスンにとってテレビの枠を越えた商品の魅力を得る強烈な提携だ。
	
	これが噂どおりソニーからではないところに現状の企業格差が見える。
	価格の打ち合いには賛同しかねるが、この選択は素晴らしいし、ゲーム業界にとってもメリットの多い流れだろう。
	
	日本人としてはソニーに何とか頑張って欲しいところ。
	何のためにゲーム部門があるのか、サイロ化の解消とは何なのか、日本企業の動きの遅さが寂しい。
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