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――(小島監督の)Twitterでは,「敵のAIが進化して,そのすべてを披露するのが大変」という発言がありましたけれど。
小島秀夫監督:
FPSに代表されるリニアなゲーム(編注:一本道のゲーム)は,お化け屋敷のように「レールのここを踏むと敵が出てくる」というポイントがあります。しかし,MGSVの場合はレールがないので,建物などに入る場合,正面だけでなく裏側からも行けますよね。ですから,敵には(進化した)AIが必要になります。
また,敵の動きはAIに依存しますから,1回発見されてしまうと,プレイヤーは思ったようなカッコいいプレイができなくなります。まあ,まだそこまで高度なAIにはなっていないんですけれども(笑)。
――GROUND ZEROESのボリュームはどのくらいになるのでしょう?ほかにも次世代機版は60fpsで動作すること、テクスチャの解像度も高く、ライトの数も多くすることが語られています。
小島秀夫監督:
ボリュームは結構ありますけれど,マップ自体は本編と比較すると小さいですよ。本編はメチャクチャでかい。オフィスの壁に作ったマップに,シールを貼っていくんですけれど,いくら貼っても全然終わらない(笑)。
――MGSVのシステムに慣れさせる意味で,GROUND ZEROESだけを先行配信するような施策はお考えでしょうか。
小島秀夫監督:
今のところはないです。ただGROUND ZEROESは,今までのMGSに慣れている人にはぜひやってほしいですね。逆にGTAなどに慣れている人は,いきなり本編から始めても大丈夫だと思います。
http://www.4gamer.net/games/220/G022042/20130921004/