コーエーテクモ2013年3月期決算営業利益7.8％増の増益で3期連続最高益を達成

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2024/04/19

コーエーテクモ2013年3月期決算営業利益7.8％増の増益で3期連続最高益を達成

新規IPの創出やシェルノサージュについてなど気になる点をピックアップ
改題と訂正しました。

▲前年比で売上高2.5%減の346億円、営業利益7.8%増の62億円
「コストダウンの取り組みを徹底」したことで収益性が向上

シェルノサージュは商業的には成功?

ゲームソフト事業売上高 237億18百万円セグメント利益 62億29百万円
「真・三國無双７」（PS3用）、「DEAD OR ALIVE 5」（PS3、Xbox360用）等のナンバリングタイ
トルや、コラボレーションタイトル「真・北斗無双」（PS3、Xbox360、WiiU用）が順調に推移いた
しました。当社が開発を担当したタイトルでは「ワンピース海賊無双２」（PS3、PSVita用）が国
内で、「ポケモン＋ノブナガの野望」（DS用）が海外で大変好評を博しました。また、「Wii U」
向けに「無双OROCHI２ Hyper」など３作品をローンチタイトルとして発売するなど、新型ハード対
応を進めてまいりました。ガストタイトルでは、人気シリーズの最新作「アーシャのアトリエ～
黄昏の大地の錬金術士～」（PS3用）や、新規IPである「シェルノサージュ失われた星へ捧ぐ詩」
（PSVita用）が販売を伸ばし、業績に貢献いたしました。旧作のリピート出荷やダウンロードコン
テンツ販売も好調が続いております。
主力ソフトが堅調に推移したことに加え、開発コストの低減を積極的に進めたことから、大幅な
増益を達成しております。

次期の見通し（ゲームソフト事業のみ抜粋）

（次期の見通し）

（略）

ゲームソフト事業では、新規IPを創造するとともに、新ハード対応やダウンロードビジネスの強化を積極的に推進いたします。また、「信長の野望」30周年事業や、「戦国無双」シリーズ10周年、さらには株式会社ガストの設立20周年に向けた施策などにより、既存IPのさらなる展開に取り組みます。

各部門別の売上/利益　（）内は前期
ゲームソフト事業は売上を伸ばすも利益は減少

■ゲームソフト事業売上高 237億18百万円セグメント利益 62億29百万円
（ゲームソフト事業売上高 248億83百万円営業利益 47億97百万円）
■オンライン・モバイル事業売上高 54億80百万円セグメント利益 5億49百万円
（オンライン・モバイル事業売上高 56億35百万円営業利益 10億34百万円）
■メディア・ライツ事業売上高 17億41百万円セグメント損失 17百万円
（メディア・ライツ事業売上高 18億38百万円営業利益 1億57百万円）
■ＳＰ事業売上高 21億95百万円セグメント利益 6億42百万円
（SP事業売上高 17億1百万円営業利益 5億51百万円）
■アミューズメント施設運営事業売上高 19億32百万円セグメント利益 1億57百万円
（アミューズメント施設運営事業売上高 18億87百万円営業利益 1億28百万円）
■その他事業売上高 2億34百万円セグメント利益 52百万円
（その他事業売上高 2億16百万円営業利益 13百万円）

引用：
コーエーテクモホールディングス株式会社
平成25年３月期決算短信
http://www.koeitecmo.co.jp/php/pdf/ird1_20130507.pdf　
平成24年３月期決算短信
http://www.koeitecmo.co.jp/php/pdf/ird1_20120507.pdf

堅実経営と「無双ばっかり」のイメージに対する新規タイトル創出の意思が垣間見える。
ガストも堅実経営で今回の決算では明細は不明だが、襟川社長のインタビューによると6-7億円の利益を見込んでおり、コエテクの好調を支えている模様。