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ふみふみこ 女の穴

エロスから透けて見えるは商業ロックか本質か 
ふみふみこ「女の穴」感想

今作が初単行本の女流作家ふみふみこの作品。
表題「女の穴」を含む4作の短編集。
ネタバレあり
四季賞 ポータブル
 
「勇者ヴォグ・ランバ」連載中の庄司創のデビュー作である「三文未来の家庭訪問」を読み返してみての感想。

ネタバレありです
菫画報

小原愼司の菫画報(すみれがほう)レビュー


二十面相の娘で知っている方もいらっしゃるでしょう作者の二作目の作品。

高校の新聞部に所属する星之スミレと部員達の「日常」を描く学園コメディー。

基本的にはサブカル的な会話とぬるい高校生活の描写を楽しむ作品。

主人公スミレの破天荒な行動に同級生琴子がツッコミを入れていく

会話の妙が素晴らしい。



4巻29話「ロボットノート」より スミレが子供達に折紙をつくるシーン


また高校生らしい未知に対する「妄想による世界の補完」がそのまま

SFや時代劇はたまた中世ファンタジーに飛躍し物語になっている回も。


2巻8話「土星からきました」より スミレ粉コーヒーを見て妄想にふける

このあたりは石黒正数やつばな等への影響が見られる。




初期作品と言う事で絵柄がやや不安定ではあるが

ノリが合えば楽しい作品である。

上小路鉱二(うえのこうじこうじ)とか「ペンはコンクリにも強し」とか。

惜しむらくは2011年現在では新品での入手は困難であること。

小原司に興味がわいた方は最初に読んで欲しい作品。

全4巻


   
大王・「あさがお」
「あさがお」より



新作が待たれる 黒田硫黄(くろだいおう)先生の「大王」レビュー。

マンガで何を紹介するといったらまず筆頭に上げたいのがこの作者。


優れた構図、メリハリのある台詞まわし、生き生きとした登場人物

読者がその場に居合わせているような錯覚を生む空気感がある。

独特で大胆なテンポで進行していく物語にただただ読者は飲み込まれる。


しかしやや独特すぎる部分もあり、読み始めた当初は「ん?わからん」という箇所もあった。

それも踏まえても私の少ない語彙では形容のしようが無い凄みのある作家だ。

発行日が1998年と10年以上前の作品だが今もたまに引っ張り出して読みたくなる作品。


収録作品
・西遊記を読む---西遊記を研究する、教授と学生の距離感を描く
           「おっさんがムズムズするまんが」
・THE WORLD CUP 1962---戦後の少年少女を、ロボットアクションで描く
           「おわり(人類も)」
・象夏---男に捨てられた女の元に1頭の象が訪れる
・蚊---蚊の恩返し
・熊---夏の陽炎の如く現れた熊
・南天---大戦中、日本軍に占領された街にすむ少女の物語
・象の散歩---象と暮らす青年の邂逅
・夜のガレージ---メカオタクと彼女の不確かな関係
・メトロポリス---手塚トリビュート作品。浪人生の大冒険
・あさがお---よしもとよしとも原作、少女時代の夏の記憶
・まるいもの---まるいものに侵食されていく世界

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