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グラゼニ
原作森高夕次・漫画アダチケイジによる野球漫画「グラゼニ」の感想。
マンガ大賞2012 ノミネート作品

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この作品は
プロ野球の中継ぎ投手 凡田夏之介(ぼんだなつのすけ)が主人公の野球漫画。夏之介は一軍に定着はしているものの、スタープレイヤーと呼ばれる選手達には及ばない。そんな彼が挑むプロ野球の世界をカネの視点から描いた作品。

感想
年俸や引退後の再就職、野球に対する仕事としての情熱。
野球漫画は数あれどここまで職業としての野球を取り上げている漫画は少ないのではないでしょうか。
選手名鑑で対戦する野手の年俸を調べるのが趣味の夏之介。試合時にふと思う対戦選手の行く末など、ただのスポ根漫画には無い弱小選手の悲哀が綴られている。
グラゼニ


掲載誌(週刊モーニング)のイメージに沿った内容。彼らもまた読者と同じ一労働者なのだと思う。仕事をこなし給料を得る。
グラゼニ「僕の職業は夜勤」

いや、むしろ現役を退けば普通のサラリーマンよりも収入の少ない者も多いシビアな世界なのだ。芽が出ないまま中途半端に年を取ってしまった選手は悲惨だ。
こういった現実を受け入れて夏之介を代表とする多くの中堅以下の選手達は日々プレイをする。

単純に金の話のみでなく、同僚はもちろん敵チームであってもこの現実の上で対峙する描写は斬新で面白い。
表題の「1800万円じゃダメ」というのは、夏之介が26歳で年俸1800万円で周囲からは多いととられがちな収入も今後の事を考えれば決して多いものではないという事。そんな切実な中での1球1球の勝負が見事にドラマになっている。
グラゼニ現役のうちに稼がなければ!

とはいえ絵柄がいい意味でとぼけた感じで、切迫感が強すぎることもなく気楽に読めるのでいい。
ほとんど1話2話で完結するのでラーメン屋とかに最適な漫画。
後生大事にする漫画では無いのかもしれないけど、気づいたら夏之介を応援していた。


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