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「Wii Uの販売が振るわないのはソフト不足。2012年の発売直前に大きなトラブルを起こして『スーパーマリオブラザーズU』と『ニンテンドーランド』に続くソフト発売までに間があいてしまった。ゲーム機はソフト欲しさに買う人がほとんどなので、出だしで躓いたダメージは大きかったのです。スマホ進出は長期利益につながらない
そんな苦境にありながら、岩田社長は自ら掲げた1000億円の公約に縛られるあまり、大胆な値下げも決断できませんでした。
2011年の赤字で『ニンテンドー3DS』を1万円値引きしたときには、業績で1000億円以上のマイナスインパクトを受けましたが、結果として3DSの販売数量を増やすことに成功。今回はそうしたテコ入れ策も打てないまま最悪の結果になってしまいました」
以下同記事より引用
http://www.news-postseven.com/archives/20140121_237485.html
「いくら開発費が安いといっても、『パズドラ』の人気がピークを過ぎたようにスマホ向けゲームも決して好調とはいえません。課金についても長期的な収益確保につながる保障はありませんしね。岩田体制は継続、開発者は確保すべし
ただ、Wii Uについては生半可な方向転換では挽回できません。音楽や映画などゲーム以外の分野からも利益を取れるようなビジネスに結び付けるとか、収益機会の多様化を目指さなければ、さらなる赤字も覚悟しなければならなくなるでしょう」
「岩田氏が社長に就任してから世に出たハード機は、『Wii』と『DS』、『3DS』が成功して、『ゲームキューブ』と『Wii U』が失敗。まだ3勝2敗と負け越しているわけではないので、株主からの評価もそれほど低いわけではありません。岩田氏のようにハードとソフトの両方が分かっている後継者も育っていないので、もう少し岩田体制は続くと思います。
また、いまはソニーの『PS4』やマイクロソフトの『X―BOX』の売れ行きが好調なように、据え置き型の新型ゲーム機市場は健闘しています。もちろん任天堂が次なる大勝負をするためにも人材の確保は必要。ここで開発部隊などのリストラに着手するようでは、リベンジを果たすことは難しくなるでしょうね」
市場関係者からは「それほどハードルの高い公約ならしないほうがよかったのでは?」との声も聞かれたが、「単なる目標のはずだったのに、数字ばかりが独り歩きする状況に意地を張り、1000億円の旗を降ろすに降ろせなくなった」(全国紙記者)というのが岩田氏の本音らしい。