MSの技術の粋が集められたキネクト、だがゲームには不要なのだろうか
パクター氏「キネクトは不要。キネクト無しのモデルが15年に発売され値下げする。しかしソニーの優位は変わらない。」Wedbrush証券のアナリスト、マイケル・パクター氏によればキネクトはかつてのマイクロソフト、エンタメ部門の社長マトリックによって主導されたもので、XboxOneから外されることを指摘している。
・新型キネクトはドン・マトリック氏の秘蔵っ子。彼はキネクトがスカイプやケーブル放送加入を誘導すると信じていた。
・しかしその狙いはスマホやタブレットの急激な普及で崩れた。
・スカイプはすばらしいアプリだが、今はアップルのFaceTimeもある。
・音声コマンドはクールな機能だが、スマホで代用できる。そしてマトリックは去った。
キネクトがはずされたXboxOneが2015年には発売されるだろう。
・MSは数年前にXbox360の4GB版を発売した経緯があり、キネクトを同梱からはずした400ドルのモデルを出すだろう。
・問題は15年春に400ドルのXboxOneが発売された時、ソニーがPS4を349ドルに値下げすることだ。
ソニーはPS2を値下げすることでシェアを確保した。
http://www.dualshockers.com/2014/03/09/kinect-is-irrelevant-xbox-one-will-get-a-price-cut-but-sony-is-in-position-to-stay-ahead-according-to-pachter/
退任したマトリック氏の読みが外れ、キネクトがゲーム利用が上手くいっていないことが指摘されています。
確かに音声認識やカメラでの入力は未来っぽさはあるものの、コントローラーやリモコン入力に勝るほどまだ正確ではない。
今からハードの構成を変える事は困難で、キネクト必須を外すことで値段以上にXB1ならではの特徴も失いかねず、難しい選択だろう。
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