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編: ここ数年停滞している韓国市場については、川内さんが本腰を入れて建て直しをされていますが、最近はいかがですか。
安田氏: 韓国はサムスンさん、LGさんが台頭していますが、その影に隠れて一般的なマーケットは決して楽ではないのです。ゲームどころではないという状況だと思うのです。その点で心配しています。
編: 不景気ということですか。
安田氏: そうですね。タクシーの運転手さんなんかで仕事が無いよりはマシくらいの勢いで安く仕事を請 けるような人を見かけてから4、5年経つかな。今でも表は派手だから勘違いしてしまう。韓国料理も頼むとすぐテーブルがいっぱいになってしまうけどほとん ど食わないじゃないですか。こういった浪費の部分を見てもちょっと実態とそぐわないのかなと思います。
編: 売り上げが伸び悩む原因は、韓国人の消費傾向が影響しているということですか?
安田氏: 異常に海外に行く人が多いではないですか。マニラなどに行くとパスポートでどの国かわかりま す。彼らは向こうに移住しているのだよね。異常ですよ。それをよく読んでおかないと。1人が言っているとホラだけど、100人が言っているとホラではなく なりますよね。その状態だと思います。
編: となると、SCEKはV字回復というわけにはいかなそうですね。
川内氏: 回復というか身の丈のことをきっちりやっていくということですね。安田が言うように韓国はサ ムスンやLGといった輸出企業が強く、それだけがハイライトされているような感じがあります。道を歩いていてもPCオンラインゲームは活況を呈している。 しかし、昔あったゲーム店が並んでいるところには昔のように人が来ていない。ゲーム業界だけではなくて全般的にそういった感じがします。つまり内需を掻き 立てる何かが足りていないのです。何か1つのきっかけがあれば、皆さん割とざーっと行く性質があると思うので、何かあればずっと良くなっていくと思うので す。決して今が悪いというわけではないのですが、良くなる可能性がありますね。
http://game.watch.impress.co.jp/docs/interview/20110225_429530.html