「モンハン頼み」もはや限界、バイオハザードのカプコンに起死回生策はあるか
スマホ向けゲームは、これまで本社のある大阪と東京支店の2カ所で開発していたが、4月から東京のパソコン向けオンラインゲームの開発チームと一本化。パソコン向けオンラインゲームは課金システムなどがスマホ向けゲームと共通点が多く、ノウハウの相乗効果を高めるねらいだ。
また、
PS4向けでも米国で6月に開催予定の世界最大のゲーム見本市
「E3」で、大作ゲームの発表を予定している。バ
イオハザードシリーズの新作とみられており、ファンの注目が高まっている。バイオハザードは最新作「6」が世界で560万本以上を販売しており、「7」も発売されると同程度の売り上げが期待される。
今年度はモンハン4の改良版「モンハン4G」の発売を秋に予定しているが、ゲームに詳しいアナリストは「
モンハンの業績への恩恵は、25年度より少なくなるのは間違いない。スマホ向けでヒットが必要なのはもちろん、ゲーム開発のスピードが速い欧米メーカーに取り残されないためにも大作ソフトが必要」と分析する。カプコンがやはり正念場を迎えているのは、間違いない。
http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/140419/wec14041912000004-n1.htm
記事はカプコンが直面する問題として以下を上げています。
・スマホゲーの出遅れ
スマホ向けタイトルのノウハウ不足とソフトの"作りこみすぎ”が原因
・モンハン一極化
過去最高の売上の見込みだが良くも悪くもモンハン頼み
・次世代機の選択にミス
XboxOneに「デッドライジング3」提供、PS4へは未知数のF2P「ディープダウン」
日本の大手サードが苦しむ内容と重なる部分も多い。
大作に本腰を入れている海外の大手と比べて、国内のスマホ/携帯人気との狭間で判断に迷うところ。
ただし起死回生の希望として取り上げられている「バイオ7」もソニーの「ラストオブアス」や元カプコン三上氏の「サイコブレイク」など競合タイトルも多く、バイオ6の評判からも大きく伸びることは難しい。
窮地の度に会社を救うビッグタイトルを生み出してきたカプコンに新作はあるのだろうか。
追記:同じ産経の辻本社長インタビューではE3についてこんな発言も
「6月ごろに米国で開かれる世界最大のゲーム見本市『E3』で何かインパクトのある発表をしたい。発表とは別に主力シリーズの『バイオハザード』の新作など、既存の人気コンテンツは作り続けていく」
http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/140208/wec14020816010004-n1.htm
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