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開発が難しいと言われたPS3の反省を生かした設計ということか

昨日(6/27)行われたサーニー氏の講演で低速の主メモリ+eDRAMの構想があったことが明かされた

▼左がPS4のメモリ構成で、右が過去構想されたもの。 
PS4は、GDDR5により176GB/秒の帯域幅を持った超高速のメモリ·アーキテクチャを備えている。Mark Cenry氏は、ソニーがこれとは別のアーキテクチャも考えていたことに言及している。

別のいわゆるメモリアーキテクチャは、PS4開発チームが最終的に採用したものよりも速度が遅い88GB/秒の帯域幅を持つGDDR5メモリと、千GB/秒以上の帯域幅をもつ少量のeDRAMを組み合わせたものだ。

これは素晴らしいもののように聞こえる。だがCenry氏は、このアーキテクチャではシンプルなコードを書くことがが困難であり、また開発者がこのアーキテクチャを最大限に活用するためには、(主メモリとeDRAMに)別の手法を考え出す必要があったと述べた。

http://ameblo.jp/seek202
原文http://www.gamechup.com 

これは3月のインタビューでもサーニー氏が語っている事にも繋がる。
あくまでもPS4はソフト開発者にとって快適な環境の提供を前提にした設計であると。

 PS4の設計における基本コンセプトとは、どのようなものだったのだろうか。根底に流れていたのは、「『ゲーム・ソフトの開発者にとっての“パズル”を作ってはいけない』という思い」(Cerny氏)だったという。

 「例えば、主記憶として外部メモリの他にeDRAM(オンチップDRAM)を用意したら、メモリ帯域幅がTバイト/秒級になるだろう。性能的には大きな 進歩だ。しかし、開発者には『小容量のeDRAMと大容量の外部メモリのどちらに、どのデータを置けば最も速く動作するのか』というパズルを解いてもらう ことになってしまう。そうした状況は避けたかった。開発者がゲームの価値の創造に時間を割けるようにすることを最優先した」(Cerny氏)。

http://techon.nikkeibp.co.jp


変態仕様で早期にソフトを揃えられなかったPS3と比べて活発に開発が行われる環境が用意されているということかな。

ハード屋らしいマシンも見たかったところではありますが、PS4は堅実にマシンの真価を引き出す事、ギミックに頼らないゲーム直球ど真ん中なハードを標榜している事が再確認できる。



ユーザーとしては大作はもちろんのこと、PS1時代のような奇ゲーの氾濫するハードになって欲しいところだ。太陽のしっぽやLSDみたいな。


▼本体同梱物 カステラと呼ばれる外部電源アダプタは今回も無いようだ

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無題
予定にあったとは言っても
予定の時点で本当に1TBを狙うところがSCEらしい…
NONAME| | 2013/06/28(Fri)08:23:25| 編集
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