任天堂が平成29年度第1四半期決算短針を発表
売上高:1,540.7億円(前年比 +148.6%)
営業利益:162.1億円(前年 △51.3億円)
経常利益:309.6億円
四半期期純利益:212.6億円
売上総利益は647.3億円(前年 305.3億円)
為替差益が71.4億円(前年は 差損350.0億円を計上)
研究開発費 158.6億円 (前期 134.7億円)
広告宣伝費 134.3億円 (前期 78.6億円)
【ハード/ソフト販売】
(期間 17年4月1日~6月30日)
●Switch
ハード 197万台
ソフト 814万本
●WiiU
ハード販売 -万台 (前年 22万台)
ソフト -万本 (前年 468万本)
●3DS
ハード販売 95万台 (前年 94万台)
ソフト 585万本 (前年 847万本)
※3DSのバージョン別販売
new2DSLL: 2万台
new3DSLL: 61万台
2DS: 31万台
■主なソフト販売
マリカ8 DX:354万本
ARMS:118万本
ゼルダBotW:116万本(累計392万本)
アミーボ):フィギュア型が160万体(前年170万体) / カード型130万枚(同 130万枚)
DL販売が110億円(前年比 +41%)
スマホ/IP関連が90億円(前年比 +450%)
■通期予想
3DS ハード600万台 / ソフト4,000万本
Switch ハード1,000万台 / ソフト3,500万本
【地域別売上高】
日本: 402.7億円 (前年 171.5億円)
米大陸:658.4億円 (前年 264.1億円)
欧州: 349.3億円 (前年 158.4億円)
その他:130.2億円 (前年 25.7億円)
https://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2017/170726.pdf
3月発売のスイッチ効果で売上高が前期比+148%と大きく上昇、3DSの減速とWiiUの出荷終了による減少を上回っています。
またスマホ事業もマリオラン、FEHが好調で前年から飛躍。
前期は350億円の為替差損が計上されていたこともあります。
計画の7500億円達成にはまだ不確実な要素が多いですが、昨年までの不調から転じる兆しがあります。
スイッチのロンチの勢いを切らさずに鉄板のマリオが待つ年末まで行けるか、伸びている北米の動向に注目です。
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