『艦隊これくしょん』が収益寄与に向けて「出撃」…シティグループ証券がPSVita版『艦これ』で「増益10億円」と予想KADOKAWA<9477>傘下の角川ゲームスとDMM.comが共同で提供しているPCブラウザゲーム『艦隊これくしょん』(艦これ)。株式市場では、本作がKADOKAWA全体の業績に貢献してくると期待する見方が出てきた。
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PCブラウザのみの提供でモバイル展開はしていないものの、登録者数は170万人を突破するほどの人気コンテンツとなっている。
角川歴彦会長が「艦これはほとんど儲からない」と話したと伝わる(
関連リンク)など、KADOKAWA全体への業績寄与は大きくないと見られてきた同作品だが、
PSVita版の発売をきっかけに増益要因になるとの見方がシティグループ証券から出てきている。
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■PSVita版の販売本数「50万本」「増益10億円」と予想中略
福田アナリスト(編注:シティグループ証券)は「これらの書籍群はアニメ化による更なる人気拡大を経て、収益性の高い重版により来期以降の収益に貢献しよう」と予想する。また、
初のモバイル展開となるPS Vita版の販売本数を「50万本」と予想。アニメ化後に発売されるDVD、BDなど関連商品が、アニメ放送を軸に相乗効果を発現することで、書籍事業や映像事業の業績に貢献するとみる。
福田氏は、2015年3月期のKADOKAWAの「ネットデジタル事業」について、
PSVita版『艦これ』投入で「増益10億円」と予想。「PSVita版同タイトルはKADOKAWA名義でのリリースとなることから、PC ブラウザ版と比し、手取り分も相応に大きいと見られる。PS Vita版にアイテム課金が導入され、アイテム課金が好調に推移すれば、更なる業績のアップサイドを有しよう」とみていた。
http://gamebiz.jp/?p=128062
随分と景気の良い予想。
今までは困難だったモバイル機器でプレイ出来る「艦これ」の登場で大きく販売を伸ばすことが予想されています。
ただパッケージ展開で50万本となればVita史上最高の販売になる訳で、そこまで行くのだろうかと言うのも正直な感想。
本当にこれだけのヒットが生み出せるのか、先行きが読みにくいのもキャラクター商品の醍醐味でもあります。
艦隊これくしょん -艦これ- いつか静かな海で 1 収納ボックス付き特装版 「ドック開放」セット (MFコミックス アライブシリーズ)さいとー 栄 (著), 田中 謙介 (著), C2機関 (著)
2014-03-22
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