平成26年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
▲売上高は前年比で約439億円(8.1%)減の4,991億円
営業利益は15.8億円の赤字だが前年からは改善
為替効果で経常は555億円の黒字
http://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2014/140129.pdf
2013年度第3四半期ハード/ソフト販売 (通期)
3DS ハード:776万台(1,165万台) うち2DSは211万台
ソフト:2,987万本(5,725万本)
WiiU ハード:195万台(241万台)
ソフト:966万本(1,596万本)
3DSは国内を中心に好調ポケットモンスター X・Y 世界で1,161万本
トモダチコレクション 新生活 182万本
とびだせ どうぶつの森 279万本(世界で352万本)
マリオ&ルイージRPG4 154万本(全世界で200万本)
ゼルダの伝説 神々のトライフォース2 185万本(全世界で218万本)
WiiUは3Dマリオ投入も好転せず『ゼルダの伝説 風のタクトHD』、『Wii Party U』、『スーパーマリオ 3Dワールド』を投入しそれぞれミリオン達成も不調
昨年比では3DS/WiiUともにソフトウェア販売は増加していますが、ハードの伸びが無くWiiDS時代とは勢いが違う販売。前世代ハードの販売が縮小する中、現行機で変わりになれていない。
初めて公開された2DSの販売は211万台と大きなヒットにはなっていないようだ。
原価圧縮など引き続き改善は進んでいる面も見られるが、流れは変わっていない。
1250億円を上限にした自社株買いも発表されています。
これで大きな改善策の発表は限りなく少なくなったように思います。
http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20140129-00000101-scnf-stocks以下は修正後の予想
今期業績予想(単位100万円 配当は円)
決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 1株益 | 1株配 | 発表日 |
旧 2014.03 | 920,000 | 100,000 | 90,000 | 55,000 | 388.23 | 260 | 13/04/24 |
新 2014.03 | 590,000 | -35,000 | 5,000 | -25,000 | -176.47 | 100 | 14/01/17 |
修正率 | -35.9 | 赤転 | -94.4 | 赤転 | 赤転 | | (%) |
http://kabutan.jp/news/marketnews/?b=k201401170006ハード/ソフト販売予想 (単位:万本・万台)
| NDS ハード | NDS ソフト | 3DS ハード | 3DS ソフト | Wii ハード | Wii ソフト | WiiU ハード | WiiU ソフト |
前回発表 | - | 1,000 | 1,800 | 8,000 | 200 | 2,000 | 900 | 3,800 |
今回発表 | - | 1,000 | 1,350 | 6,600 | 120 | 2,600 | 280 | 1,900 |
http://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2014/140117.pdf嗜好品であるビデオゲームには当たり外れがあるのは常で、ゲームキューブ/GBAの時代よりも利益が出せていないのは3DSの大胆な本体値下げも大きな要因になっているだろう。
よく旧態依然としたビジネスモデルと批判を受けることが多い任天堂だが、旧来の利益を確保する本体価格からは変化している。
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