米1月販売予測で5.5万台という不名誉な結果のWiiU 反転攻勢に出るために任天堂に求める事。
小売からあがるWiiU再起動の戦略と値下げ要求
英国のゲーム小売業者はWiiU販売活性化のために任天堂の新たなマーケティングと値下げを求めている。
WiiUは12月以来売上が鈍化しており、先週タイトル「レイマンレジェンズ」「ニンジャガイデン3」の独占権が失われた。
アクティビジョンのボスBobby Kotick氏は「パブリッシャーは失望している」と発言
1月の英国市場のうちWIiUが占める割合はわずか1.6%で、米国の発売当初のWiiの販売に対しWiiUは38%下回った。
この状況を好転させるため、MCVのリテール·アドバイザリー·ボードのメンバーを含む小売業者は、任天堂が戦略を導入する事を信じている。
Tesco gameバイヤー「Wii Uはまだ国民の想像力を捕らえていない」
「キラーアプリの導入とWiiUの肝心な部分のプッシュ、そのためにプレミアム版への注力」
Sainsbury's gameマネージャー「新戦略の伝達と復活祭(4月)、学校の休み(春休み?)、夏休み以降のためのリロンチ」
また中小では価格を下げることが唯一の解決策ではない事も警戒している。
Grainger Gamerディレクター「競争力のある同梱版の導入」
Barkman Computer「任天堂とパブリッシャー主体の値下げ、最適価までの割引をする余力は小売には無い」
MCVuk.com
不支持の原因は価格や本体性能やタブコンのギミックなど様々な所で語られています。
なによりも最大の特徴であるタブレットコントローラーのギミック、それを魅力的に見せるソフトが少なすぎた結果ではないだろうか。
ロンチでタブコンが印象的に使われているタイトルが「ニンテンドーランド」と「ゾンビU」でファーストがその優位性を引き出せていない所がWiiUの魅力をユーザーに伝えていなかった。
タブコンが有効に使えそうな「3Dマリオ」「ゼルダ」「メトロイド」が当面発売されない状況は厳しい。
2009年度からのWiiの下方傾向を受けて、WiiU発売までの期間に任天堂が何を考え計画していたのかが非常に気になる。
二度目の緊急値下げは信用問題にも関わるので避けたいところでしょうし、任天堂の取る戦略が今後の3-4年の勢力図にも影響を及ぼす。次の一手は今年最大の関心事だ。
ぶっちゃけた話をすると、WiiUゲームパッドの効用は個室モニタを買えない小中学生が母ちゃんに怒られないように自室でこっそりゲームが出来るという側面もあるだろう。
それに即したタイトルが無いのもイタい。
品格の議論を呼びそうだけど、↓こんなのあったら絶対注目されると思うけどなー
個人的には一強皆弱よりもシェア競争支持派なので、3DSにはPSVita、PS4・XBOX720にはWiiUが競う形になって欲しい。
何よりビッグ3で初の純粋なゲームオタクで開発畑出身の代表取締役である岩田社長が退任するような事態は避けて欲しいところだ。
ゲーム&ワリオ
任天堂
プラットフォーム: Nintendo Wii U
2013-03-28
amazon
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