3DS・PSVITA 携帯機ハード対決 第13ラウンドの結果と
3/5～3/11 ソフト・ハード週間販売ランキング

3DS一強 VITA1万台の瀬戸際

3DSが6.9万台、VITAが1.0万台の週販結果。

3DSは前週比-0.2万台（-3%）減も、ハード48.5％のシェアトップを堅持。
VITAは苦戦が続き、好材料が見当たらない中１万台を死守した。
PS3が前週の6.5万台から下げて２週前の水域に戻る。シェア24.5％。

3/5～3/11のハード週販結果

機種	週間販売台数	前週比（％）	累計
3DS	68,951台	-1,793（-2.5）	524万
VITA	10,041台	+18（+0.2）	61万
PS3	34,816台	-30,300（-46.5）	780万
PSP	16,176台	+461（+2.9）	1851万
Wii	8,322台	+211（+2.6）	1233万

据置はPS3・携帯機は3DSが継続して売れている 

PSPとPSVが代替わりに足踏みしている間、3DSが携帯機の強固な体制を築き上げている。
反して据置機ではWiiの失速感が強く全体のシェアで5.8％に留まる。
VITAが１万台を割り込まずに踏みとどまった理由は販売価格の実質5000～6000円の低下か。
（3/14現在で3Gの価格が2.6万円で、ソフトと抱き合わせで2000円とアンケートで1000円値引きになる）


初週からの携帯機販売台数比較

（単位：1000台）
発売以降13週目までの累計。3DSの価格改定まであと12週。3DSの転換期が来る前にダブルスコアの差になりそうな勢い。

ソフト販売

順位	タイトル	ハード	週販本数	累計本数
1位	ワンピース 海賊無双（限定版、同梱版含む）	PS3	90,133	745,907
2位	初音ミク and Future Stars Project mirai（限定版含む）	3DS	86,676	新作
3位	ストリートファイター X 鉄拳（限定版含む）	PS3	58,471	新作
4位	機動戦士ガンダムUC（特装版含む）	PS3	51,669	新作
5位	メタルギア ソリッド スネークイーター 3D（同梱版含む）	3DS	38,374	新作
6位	マリオ＆ソニック AT ロンドンオリンピック	3DS	23,587	66,741
7位	マリオカート7	3DS	17,813	1,564,025
8位	スーパーマリオ 3Dランド	3DS	17,336	1,403,654
9位	牧場物語 はじまりの大地	3DS	16,378	124,886
10位	モンスターハンター3（トライ）G（同梱版含む）	3DS	14,286	1,297,797

※数字は週販 参考サイト 4gamer.netゲームソフト週間販売ランキング＋


ワンピースの余熱が残るPS3と、ミク・MGSなどの3DSがトップ10を独占

先週の勢いを残したワンピースが９万本で１位（累計74.5万本）。

続く初音ミクは8.7万本。
初音ミクのシリーズはPSPで３作発売されていてハードやモデルは違うものの若干少な目か。
ミクシリーズ過去の売上
project DIVA（2009.7）　初週 10.1万本　累計 18.8万本
project DIVA-2nd-（2010.7）　初週 24.1万本　累計 36.7万本
project DIVA extend（2011.11）　初週 18.5万本　累計 26.4万本

音飛びなど厳しい評価が付いてしまったストクロは下火の格闘ゲームの中では健闘している。
（音に関してはパッチが近い内に配信されるようです。　amazonの厳しい評価）


他には3DS御三家をはじめとする3DSソフト群がランキングを埋めている。
ソフトでもハードの関係（据置はPS3/携帯機は3DS）をそのまま表している。

PSVITAは15位に初の本格TPS「Unit 13」がランクインしている。


VITAの今後の見所

「ようこそゲーム天国」の発表では多大なる肩透かしを食らってしまったが、SCE河野氏の発言から、年度末の間に合わせでないことを証明してくれるはずだ。
だがすぐにキラータイトルが揃う訳でも値下げする事もないだろう、どういった戦略を取るのか、悪い雰囲気を払拭するためにSCEの用意はあるのか今後の動向に期待したい。

3月9日の｢ようこそ！PS Vita ゲーム天国｣について、多数の皆様にご意見、ご感想をいただき、本当にありがとうございました。

今回の番組は、皆さんの期待に沿う構成になっていなかったということを認め、いただいた貴重なご意見を真摯に受け止めて、今後のサービス展開の教訓にしていくことをスタッフ全員で確認しました。

（中略）

今回は皆さんから厳しいフィードバックをいただく結果となってしまいましたが、この学びを次に活かすことが、貴重なご意見を送っていただいた皆さんに報いることだと考えています。

次回の｢ゲーム天国｣、どのように改善されるか、見守ってください。

SCEJプレジデント　河野弘氏からのメッセージ

関連記事　
[3DS vs PSVITA 販売台数12週目＆ソフト売上]
[3DS VS PSVITA 販売台数11週目＆ソフト売上]
[3DS VS PSVITA 販売台数10週目＆ソフト売上]
[数字でふりかえるゲームハード・ソフト売上2011]
[3DS VS PSVITA 販売台数 2週目]