長いので概要
・4期ぶりの営業黒字に復帰
■3DS
・欧米のNew3DS発売で1-3月期で勢いを取り戻した
・国内は普及の踊り場から脱せず今後は
女性層の獲得を強化
・伸びしろのある海外市場で更なる普及を目指す
・定番タイトルの活性を保つ事でハード普及を目指す
・海外でもローカルマルチプレイの普及を促進
■WiiU
・マリカ8とスマブラUが牽引し下半期のソフトは全地域、ハード販売は海外では前年を上回る
・
追加DLCとアプデで定番ソフトの稼動時間を延長
・既出以外のソフトも発売予定でゲームパッドを活用するタイトルも多い
■amiibo
・
全世界で1050万体を出荷し、昨年末の570万体から大きく伸びていて季節性が低いと分析 更なる拡販を期待
・カード型やあみぐるみ型の投入とNFCライター発売で普及を期待
・アミーボの地域別比率
北米66%
欧州20%
日本11%
豪州3%
■デジタル販売
・前年から
30%増の313億円
・増加の理由は海外で3DS/WiiUのパッケージ併売売上が増加した事
■今後の展開
・任天堂IPの価値を最大化するためゲーム外に活用
・スマホ展開は年内に第1弾をサービス開始し、
17年3月までに5タイトル程度を予定、収益の柱を目指す
・スマートデバイスに展開するIP・タイトルを厳選して投入
・DeNAとの「一体型メンバーズサービス」でスマホとゲーム専用機をつなげる
「一体型~」でIDの共有、顧客にあったサービスを展開
・米Universalと提携し、任天堂キャラをテーマパーク活用
http://www.nintendo.co.jp/ir/library/events/150508/index.html
ゲーム以外のIP活用の具体例も多数発表された説明会。
今後はサービスの多角化が進んでいきそうだ。
デジタル販売で後れを取る任天堂にとって一体型サービス開始は急務だ。
(SCEはネットワークの14年度売上が3510億円で、ソフト売上の4600億円に対して高い比率)
またスマホ展開で専用機に顧客を呼び戻せるのかは任天堂の手腕にかかっている。
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