決算で販売台数が揃い始めたので過去5年間の推移をグラフ化
5/7訂正:任天堂14年度を実績に差し替え
■SCE/MS/任天堂のハード出荷台数推移 2010~2014年度
(単位:万台)
|
FY10 |
FY11 |
FY12 |
FY13 |
FY14 |
SCE据置機 |
2,070 |
1,800 |
1,650 |
1,460 |
1,790 |
SCE携帯機 |
800 |
680 |
700 |
410 |
330 |
SCE合計 |
2,870 |
2,480 |
2,350 |
1,870 |
2,120 |
任天堂携帯機 |
2,113 |
1,863 |
1,630 |
1,237 |
875 |
任天堂据置機 |
1,508 |
984 |
743 |
394 |
384 |
任天堂合計 |
3,621 |
2,847 |
2,373 |
1,631 |
1,259 |
MS合計 |
1,330 |
1,360 |
1,000 |
1,220 |
1,170 |
|
|
|
|
|
|
携帯機合計 |
2,913 |
2,543 |
2,330 |
1,647 |
1,205 |
据置機合計 |
4,908 |
4,144 |
3,393 |
3,074 |
3,344 |
SCE据置はPS2+PS3+PS4
SCE携帯はPSP+Vita
MSは360+One(他社にあわせて4月-翌3月で集計)
任天堂携帯はDS+3DS(GBA以前は期間内の出荷無し)
任天堂据置はWii+WiiU(GC以前は出荷無し)
任天堂14年度は予想 (5/7の決算発表で差し替え予定です)
出典
http://www.scei.co.jp/corporate/data/index.html
http://www.microsoft.com/investor/Default.aspx
http://www.nintendo.co.jp/ir/library/historical_data/index.html
■据置機/携帯機 販売台数推移
(単位:万台)
大雑把に据置機と携帯機で合計。
いずれも縮小傾向だが、PS4、XB1の登場で盛り返した据置機に対し、携帯機は5年で6割減と急速に萎み始めている。
■会社別 ハード販売台数推移
(単位:万台)
さらにざっくりとした状況を見るため会社別総販売数の推移。
PS4の登場で下げの傾向を止めたSCE、携帯機を持たず最下位ながら規模を維持するMSに反し、
任天堂は減少が止められない。2012年度を境にWii/DS登場以前よりも少ない状況。
任天堂は近年、ハードの主力が携帯機中心になっていて、それを好むキッズ層やライトユーザーがスマートデバイスの登場で流出しているとする説とも合致する。
コアゲーマーとライト層の二極化でライトよりの任天堂顧客が流出していると推測される推移。
ゲハ的に期待されるような、どこかが失速すれば他社の利益になるような競合同士の食い合いは意外に少ない印象。局地的には360⇒PS4移行やソフトの独占などであるでしょうが。
ライバルはスマホを始めたゲームの多様化なのかもしれない。
関連記事
冷静すぎる みずほ銀行のゲーム業界分析 「和ゲーの競争力低下、再編が必要」
日本国内 第7・8世代ゲームハード販売台数推移 (2004~2014)