ゲーム&ネットワーク分野の売上高は前期比+33.0%の増収(前年の為替レートで+25.0%)で
1兆3880億円、
営業利益は481億円(前期△188億円)
(単位:億円)
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2013年度 |
2014年度 |
2015年度計画 |
売上高 |
10,439 |
13,880 |
13,700 |
営業利益(損失) |
△188 |
481 |
400 |
■売上高要因
・(+)PS4™のハードウエアの販売台数の増加
・(+)ネットワークサービス収入の大幅な増加
・(+)為替の影響
・(+)PS4™のソフトウエアの増収
・(-)PS3®のハードウエア・ソフトウエアの減収
■営業利益要因
・(+)増収
・(+)前年度にPC向けソフトの評価減62億円を計上
・(-)PS3®のソフトウエアの減収
・(-)米ドル高の悪影響(コストの米ドル建て比率が高いため)
・(-)PSVita/VitaTVの部品評価減 112億円を計上
ハード/ソフトの実績/計画 (単位:万台 ソフト・ネット:億円)
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2013年度 |
2014年度 |
2014年度計画 |
据置ハード |
1,460(PS4:750) |
1,790(PS4:1,480) |
-(PS4:1,600) |
携帯ハード |
410 |
330 |
- |
ソフト売上 |
3,840 |
4,600 |
- |
ネットワーク |
2,000 |
3,510 |
- |
2月の見通しをさらに上回る実績となった
5月見通し⇒7月見通し⇒10月見通し⇒
2月見通し
売上高 12,200億円⇒12,400億円⇒12,900億円⇒
13,800億円
営業利益 200億円⇒ 250億円⇒ 350億円⇒
400億円
据置ハード 1,700万台⇒
1,750万台
ソフトウェア 3,900億円万台⇒
4,200億円
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/IR/financial/fr/14q4_sonypre.pdf
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/IR/financial/fr/14q4_sony.pdf
PS4は生涯累計で2,230万台出荷に到達し、まさにPS4さまさまの結果。
ネットワークもPSPlusが好影響で大幅に増加。
一方で初期型VitaをPSTVに転用も売れず評価損と携帯機は冷え込んでいる。
13年度⇒14年度間でゲーム&ネット部門のセグメント変更は無し。
15年度は全体でも税引き後の利益が出る見通しと改善は進んでいる。
ゲーム分野の15年度売上計画は前年から微減としているがPS3が急激に減少している事もあり、PS4の値下が確定とは言えない。
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