平成26年3月期 第2四半期決算短信〔米国基準〕(連結)
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/IR/financial/fr/13q2_sony.pdf
▲上半期で全社の売上高は前期比3700億円増、営業利益は146億円増
為替好転とスマホ分野が好調
しかしゲーム分野は赤字に
| 2012年度Q2 | 2013年度Q2 |
売上高 | 1,482 | 1,557 |
営業損失 | 23 | △8 |
数字上は増収だが為替によるもので実態は14%減収
損失の原因は
・ハード販売の減少(ソフトウェアは増加)・PSVitaの価格改定・為替影響としています。
ゲーム分野は、主に「プレイステーション 4」(以下「PS4TM」)の導入に向けた研究開発費の増加及びPSVitaの戦略的価格改定の影響により、前年同期に比べ損益が大幅に悪化しました。
ソフトウェアの増加は3000万本に届こうかというモンスタータイトルGTA5も影響がありそう。
販売見通しPS4+PS3+PS2で1500万台PSP+PSVitaで500万台PS4の目標はハード500万台/ソフト410億円 (ソフトウェア
卸値ロイヤリティが
4000円だとざっと1,000万本1000円だと4000万本)
実績は
4-9月連結で310万台(達成率31%)/140万台(達成率28%)とVitaの苦戦が伺える。
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/IR/financial/fr/13q2_sonypre.pdf
相変わらず本業のAVよりも金融や音楽などが目立つ決算。
ゲーム分野ではVitaの不振と値下げ、PS3/PSPの寿命で勢い不足の印象。
前評判と予約が好評なPS4のソフトがどれだけ伸ばせるのか来月の発売に注目です。
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