『日本据え置きハード市場の現状とテレビゲームの崩壊』と題する田下氏の新記事が公開されています。
以下概略
日本国内の現状
WiiU
・次世代機最高の190万台普及/newマリオUが唯一の120万本と最も普及もWiiと比べかなり遅いペース
・任天堂のタイトルが牽引するが他社製のソフトが非常に少ない
・
他社の積極介入か自社の大ヒットでもない限り変化は望めない
PS4
・本体は70万台で、高価格/供給遅延のPS3よりも遅いペース
・「みんなのゴルフ」「バイオリベ2」「龍が如く0」など発表も年末商戦投入は間に合わず
・
PS3とのマルチが多く普及に時間は掛かる
XboxOne
・初週2万台、発売1ヶ月で3万台と非常に厳しいスタート
・質の高い自社タイトルを持つが日本市場では影響少ない
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日本における普及は極めて厳しい
崩壊するテレビゲーム
・WiiUは市場を獲得できず、PS4もPS3を超えるかは非常に怪しい
・開発費の高騰と市場縮小でビジネスモデルの行き詰まりが見える
・一方でクラウドゲーミングやインディゲームの盛り上がりも
http://allabout.co.jp/gm/gc/447518/
田下氏らしくPS4の新作に一番売れそうなFFドラクエMGSを省いている辺りは任天堂贔屓が過ぎるかな。
日本市場でPS4がヒットするか否かが国内据置機の短期的な分岐点だと思う。
国内サードメーカーの発言から危機感を感じる。
セガ「龍が如く0」チーフプロデューサー横山氏の発言
9月1日のソニーさんのカンファレンスや東京ゲームショウを見ても、この先一年くらいの間に、PS4を中心に国内外のタイトルが集まることを実感しまし た。その流れもあり、今後日本国内でも、自然と普及していくのは間違いないと。また、買わざるを得ない状況というか、買ってでも遊ぶ必要性が出てきたと き、ハードは適切に正しく広がっていくものだと思います。
http://www.inside-games.jp/article/2014/09/25/80971.html
コーエーテクモ副社長 鯉沼氏
PS4/XboxOneの発売前は国外でも持て囃されていたゲーム全滅論。
2機種のヒットで今ではすっかりその論調は消え去っています。
国内の今後や如何に。