日経新聞で任天堂がスイッチ人気で反転攻勢、息を吹き返すかという内容
以下概要
・ニンテンドースイッチは200万台計画から274万台実績、今期計画を1,000万台に据えた
・君島社長は慎重な言い回しだが、アナリストたちは楽天証券今中氏の1,400万台など軒並み会社予想を上回る予想
・スイッチの期待への背景にはWiiUの反省からソフトが作りやすい仕組み
あるソフト開発会社の幹部は「有力ソフトを早く投入する要請があった」と打ち明ける。
「任天堂向けが少なかった海外ソフトメーカーの提供も増えそう」(エース経済研究所の安田秀樹氏)
・スプラ2やマリオオデッセイなど自社の強力ソフトの販売間隔をWiiのヒットと重ねる投資家も多い
・また秋から始まる有料サービス、IP活用で長期的なヒット戦略も
・しかし変化の激しい市場でWiiは3年後には急減速、株価についてはソフトの売れ行きを見る必要があるとする外国証券の声も
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO15953070R00C17A5000000/
スイッチはまだ発売から2ヵ月、成否については閑散期に入る5-6月や最も盛り上がる年末の動向を見守る必要がありそう。
海外大作ソフトの招致は既に発表されている「CoD:WWII」「RDR2」「Destiny2」「SWBF2」などがスイッチ対応を発表しておらず、安田氏の予想ほどは楽観視できない。
君島社長はひとまず山内時代後期のような「トップシェアを取らずとも1000億円の利益を安定して出す」方針なのではないでしょうか。
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