PS4のパッケージ実売だけでも国内200万本を売る『モンスターハンター:ワールド』(PS4 1/26発売)の原動力を辻本良三Pが朝日新聞とのインタビュー明かしています。
以下概要
・日本発のタイトル「MHW」が世界800万本売上と旋風、辻本良三Pに世界での戦い方聞く
・MHWは販売の6割に当たる約500万本が海外販売
・開発期間は4年間、世界販売500万本が最低のノルマで臨んだ
・携帯機が主流だった「MH」だが業界では据置機が席巻
・世界基準の作品を作らねば追いつけなくなる危機感あった
・携帯機向けの前作「MH4G」は海外100万本で国内の半分
・数多の海外プレイヤーに意見を求め従来の当り前を見直す
・従来の風合を残しつつ判りにくい指摘のあったダメージ数表示するなど変更
・OW調など海外を意識と言われるが、強調したいのは「新たな技術はただ使うことが目的ではない」ということ
・今回表現の目的としたのは生態系のある世界、高密度の世界にワクワクして欲しかった
・翻訳作業も開発から同時並行で進めスピードを重視
・世界同時発売で情報が新鮮なまま遊んでほしかった
ゲームづくりは感覚的なものと思われるかもしれませんが、これまでお話ししたように根拠を明確にして、理詰めで進めていく部分も多いんです。
大きな目標達成には、自分たちが積み重ねてきたものを信じて、目指す方向を見失わずに進んでいくしかないと思います。
https://www.asahi.com/articles/ASL673JB0L67UEHF00B.html?ref=tw_asahi
PC版、PS4DL版などを含めると国内でも300万本ほどの販売と発売から5ヶ月で伸ばしているMHW。
辻本Pの発言に加え、スマホで伸び悩んでいた同社が強みのアクションで、かつ求められていた据置機の品質で発売出来たことがヒットの要因と思われます。
モンスターハンター:ワールド
カプコン
プラットフォーム : PlayStation 4
2018-01-26
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