レベルファイブ日野晃博社長が日経トレンディネットのインタビューで今後の戦略を明かしています。
以下概要
●妖怪ウォッチ
・妖怪2のころよりだいぶ落ち着いているのが正直なところ
・2の頃は大人にまで購入者層が広がっていたが今は子供向けのイメージになっている
・今後もゲームをビジネスとするには上の層を取り返す必要があると考えている
・安定収益化にはあまり価値を見出していない
・毎回違う面白いことをしてソフトや商品を買いたいと思ってもらう
・
妖怪4は趣向を凝らしたものにしきゃいけない今年の映画から新しい流れが始まる
●スナックワールド
・ゲームと玩具が連動する仕掛けが凄いと思えるようになっている
・
夏にゲームや玩具が一斉に出るのでそこから話題になっていくと考える
・アニメではテンポの良さを大切にしている
・キャラのアニメーションはわざとコマを飛ばして独特のものにしている
●イナズマイレブン
・(ネット配信などアニメ新作は)新しいアプローチで打ち出している
・ファンと一緒に作る雰囲気で反応はかなり熱い
・ゲームは
高品質のゲーム機でも出し、同時にスマホでの展開も考えている
・スマホが子供のメインとは言い切れないが、近い将来子供の持つアイテムになっていると思う
●Switch新作について
・スイッチいいですね 「ゼルダ」めちゃくちゃ面白い 据置/携帯は可能性がある
・対戦型のゲームにもフィットしていてオンもできるすごく魅力的
・内容は言えないが対応ソフトを作っています
http://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/column/16/021400099/051000011/
日野社長が指摘するように「妖怪ウォッチ」は爆発的なブームを起こした2014年をピークに減少を続け、新たな収益の柱にクロスメディアプロジェクト第4弾「スナックワールド」が育ってほしい所。
・妖怪ウォッチ関連売上(バンダイナムコHD)
2013年度 14億円
2014年度 552億円
2015年度 329億円
2016年度 104億円
2017年度 63億円(計画)
ゲームと連動する玩具が特徴の「スナックワールド」
アニメは4月から放送
NFCチップ内蔵玩具「ジャラ」と連動するスナックワールドが成功すればNFCリーダーがあるニンテンドースイッチの追い風にもなりそうです。
スナックワールド トレジャラボックス第1弾 DP-BOX
タカラトミー
2017-07-13
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