12月8日(ブルームバーグ):業績立て直しを図る任天堂 の据え置き型ゲーム機「Wii(ウィー)U」が3度目の年末商戦を迎えるのを前に、市場の期待が高まってきた。
ブルームバーグ・インテリジェンスのデータ によると、少なくとも8人のアナリストが、任天堂の投資判断か今期(2015年3月期)の営業利益予想を10月末以降に引き上げた。
人気ソフトによるUの販売改善に加え、新たに投入したキャラクターフィギュア「amiibo(アミーボ)」や円安の効果を見込む。
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エース経済研究所の安田秀樹アナリストは、前期と比較すると「かなり改善できる見通しは立ってきた」と話した。また海外売上高の割合の大きい任天堂にとって、円安の追い風も期待できる、と述べた。安田アナリストは10月30日付で投資判断を中立(従来アンダーパフォーム)に引き上げた。
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NG0GCK6JIJUX01.html
・WiiU版スマブラは米で11月の発売3日で49万本。
追記:本家ブルームバーグによるとアミーボは米で10億ドルを予想しているらしい
・任天堂がアミーボで米単国10億ドルの売上を見込む
・今期360万台のWiiUの販売見通し
http://www.bloomberg.com/news/2014-12-07/
過度の円安とスマブラ、アミーボの投入に加え、WiiUの逆ざや分を前期に計上しているために今期は改善するという評価。
来期以降はWiiUの再生産と3DSの収束があり、長期的な改善にはソフト供給の選択や新ハードの投入などが早晩必要になるだろう。