gamesindustry.bizがニンテンドースイッチのロンチを分析。
スイッチの評価についてはホリデーシーズンまでの販売を見守る必要があるとしています。
以下概要
Nintendo Switchの先行きはいまだ不透明だ
・スイッチは堅実なスタートを切り、任天堂の評価は過度な楽観に振れている
・GameStopの販売部門の「Wii以上」の評価など楽観的な風潮も
・しかしスイッチの試練は年末まで待つ必要がある
・コア向けなゼルダはこれまでにない好調な販売、しかし本体の供給は制限されている
・ロンチから得られるものは需給の規模が分からないということでコアにはよく売れたと言うこと
・これらはWiiのカジュアル層への成功の示唆ではない
・今後のマリカ8、スプラ2、マリオオデッセイなどを経て将来の展望が見えてくる
http://jp.gamesindustry.biz/article/1703/17032701/
スイッチはロンチに発信力のあるコア層が求めるゼルダを用意し、年内発売のファーストタイトルを分散させることでソフトの谷間を軽減するなど任天堂の工夫の跡が垣間見えます。
一方で本体の特徴を生かしたミニゲーム集「1-2スイッチ」の販売が静かで主要客であるカジュアル/ファミリー層の反応が薄いことや、WiiUにも増して距離をとる大手サードの動向など不安要素も多く、ホリデーとは言わずとも供給が落ち着く数か月先までは指摘されている不透明な時期は続きそうです。
Nintendo Switch Joy-Con (L) ネオンブルー/ (R) ネオンレッド
任天堂
プラットフォーム : Nintendo Switch
2017-03-03
amazon
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