バトンタッチに成功したPS4とXbox One、失敗したWii U PS4は、欧米など海外で先行して発売され、2013年内で420万台の実売を記録しており好調だ。日本では2014年2月22日に発売される。日本でも順調な滑り出しをみせると思う。
実際、同年1月の時点で、店頭割り当て分の約65%が既に予約で埋まっていると聞いた。もしかしたら、2月に入って追加割り当てがあるかもしれない。そのため、日本でのPS4の売れ行きも期待できる。
おそらく日本では発売から2日間で30万~50万台が売れるだろう。日本だけで2014年夏までに100万台、
2014年内に300万台に到達する可能性がある。 2014年に入ってもPS4は欧米で売れ続けており、2014年3月までに実売500万台というSCEの目標は達成される見込みだ。早ければ2014年内に全世界で1000万台に到達するかもしれない。Xbox Oneを合わせると、2014年内に2000万台に達する可能性がある。新世代の据置型ゲーム機は普及期に入ったとみていい。
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※記事はSMBC日興証券 株式調査部 シニアアナリストの前田栄二氏
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20140217/334540/?rt=nocnt
WiiUの失策の対比として、また証券屋として大きめに評価することに価値がある部分も感じます。
前田氏は2013年の12月時点にWiiUの年間予測を600万台としていたこともあり。
国内年内に300万台はかなり高いハードルだと思うし、現在における初週50万台は若年層の減った日本ではPS2並の勢いだろう。
それにしてもPS4は恐ろしいほどの世界的な好調で、海外では概ねメーカーもユーザーも次世代への移行を歓迎していて、より高い表現力や動画の配信を評価してる。
日本人はプレイステーションのブランドをどう評価しているのか、海外大ヒットの影響はあるのか、アジア圏の並行輸入業者が日本後発で減るのか、などなど興味は尽きない。
各ハード初週販売は以下
DS 44万台
Wii 37万台
3DS 37万台
PSVita 32万台
WiiU 31万台
PSP 17万台
PS3 9万台
XBOX360 6万台
他ハードの動向を見るとPS4も30万は売れそう。
初週はともかく、課題は「FF14」や「WATCH_DOGS」など発表済みの大型タイトルが出揃った後の夏以降にどんなソフトが用意できるかでしょう。
未発表タイトルがまだ控えているというSCEの隠し玉に期待。
KILLZONE SHADOW FALL(初回特典:ダウンロードコンテンツ6種同梱)ソニー・コンピュータエンタテインメント
プラットフォーム: PlayStation 4
2014-02-22
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