[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
[The Last of Us開発者「今朝の画像はインゲーム画像だよ」]で紹介した、Game Informer誌の詳細が明らかになった。エリーとジョエルの二人のキャラによる協力やオンライン要素など、今から妄想が膨れ上がる内容だ。
文章からは能動的なICOといった印象だがもっと凄いものになっているはず!
ソースGame*Spark
先日インゲームスクリーンショットも先行で初披露されていましたが、『The Last of Us』をカバー特集したGame Informer最新号が週末に発売され、その記事内容がさっそく海外サイトで明らかになっているので、新たに分かった情報を一気にまとめてお送りします。尚、Gaming Everythingでは未公開スクリーンショットも含む同誌スキャンがアップロードされています。
※多数のストーリーネタバレが含まれるので観覧に注意!
Game Informer最新号スキャン
■ 開発ディテール
* リリース予想時期は2012年後半。
* ディレクターのBruce Straley氏は「何らかのオンライン要素を用意する」とコメント。現在は様々なアイデアに取り組んでいるが具体案は定まっていない。
* ゲームのビジュアルは自然に覆われた遺跡の写真集である“Ruin Porn”にインスパイされた。
* 第2チームは当初『Jak & Daxter』の続編やその他のいくつかのアイデア検討していたが、いくつかの理由により見送られ、『The Last of Us』が制作されることになった。
* 『バベル』や『ブロークバック・マウンテン』を手がけたGustavo Santaolalla氏が作曲を担当。
* 本作は自己完結しており、続きが気になるような終わり方はしない。但し続編の予定が全くないわけではなく、Naughty Dogは「間違いなく今後サポートしていきたい新規IP」と表現している。
■ゲームディテール
* レンガを投げて敵を一瞬行動不能にし、その間に木材などの近接武器で攻撃できる。Ellieがレンガを投げて、Joelが木材で殴るといった連携も可能。
* 弾薬は非常に限られているが敵を一撃で倒せる。映画『ノー・カントリー』のようなリアルな雰囲気を目指した。
* ゲームはハードなMレーティングのように感じられた。戦闘中のワンシーンでは、Joelが敵に肘付きを食らわせてテーブルをひっくり返し、ガラスの破片の上に突き倒すと、敵の喉から血が溢れ出す。
* 戦闘中、Ellieを筆頭にキャラクター達は頻繁に悪態をつく。“Motherfu**ers”、“Fu**”、“Fu** face”といった言葉を次々と耳にすることになる。
* 本作のAIには“力の均衡”システムが採用されており、敵はプレイヤーが銃を持っている場合はカバーしつつ側面から攻撃しようとし、近接武器しか持っていない場合は人数まかせで一気に突撃してくる。
* 敵AIは、友人が倒されると怒り、危険が迫ると仲間同士で警告し合い、劣勢になると恐怖に陥るなど、状況に応じた行動を取る。
* ゲームにはヘルスパックが存在するが使用するには一定時間を要する。また武器の致死性が高いこともあり、真っ向勝負を可能な限り避けるようなプレイが求められる。
* 体力が回復するまでただ隠れるといったことはできない。
* Ellieが戦闘の一部となるように開発チームは彼女のAIに力を入れた。
* EllieはJoelに注意を促し窮地から救ってくれる。詳細は不明ながら彼女の戦闘能力は時間と共に成長していく。
* Ellieがカバーしながら銃を持っている場面も確認できた。
* 今回のデモには見られなかったものの、プラットフォーミングや謎解きの要素も製品版には含まれる予定。それらは二人のキャラクターを生かしたものになるが、『Uncharted』のような激しいジャンプアクションではなく、現実的にありうるイベントに限られる。
* 人間を描くことがゲームの主題であるため、ゾンビよりも人間と向きあう機会の方が多い。今回のデモでもゾンビは登場しなかった。
* 都市郊外や農村地域も用意される。全ての敵が敵対的はわけではない。
■プロットディテール
* Ellieは14歳になる孤児で、軍が隔離した仮設住宅に住み、自分が生まれる前の世界崩壊以前に存在した本や音楽を信仰し、頻繁にトラブルに巻き込まれる。
* Joelは40代後半。隔離地区で銃やドラッグの密輸・密売をしている。
* 隔離地区の軍検問所では頻繁に身体検査が行われ、菌類の感染が確認された場合は即座に抹殺される。
* 菌類は空気感染も可能だが高濃度が必要になるため人々はガスマスクをしていない。
* 安全な場所へ脱走しようとするEllieの依頼をJoelが了承するところからゲームがスタート。しかし思い通りに事が運ばず、軍に後を追われるはめに。
* Joelは最初Ellieを見捨てようとするが、死にかけた友人に彼女をエスコートするように頼まれ、言われたとおりにする。
* 二人は隠れようとするもうまくいかず、西に向かってアメリカ全土を逃亡することに。
* JoelとEllieの関係は、開発チームもお気に入りの映画『ロード・トゥ・パーディション』や『トゥルー・グリッド』を彷彿とさせる。
* 今作では『Uncharted 2』のドレイクとテンジンの関係を描いた部分が拡張され、フルゲームコンセプトに仕立て上げられた。
■ シナリオディテール
* JoelとEllieは小型トラックに乗って道路が細い一本道にブロックされているのを見る。そこへお腹をおさえた人物が助けを求めて走ってくる。車を止めて助けるかとEllieが聞くと、Joelはそれが盗人だと言って無視して通過する。すると盗人たちは突然銃を抜いて発砲してくる。JoelとEllieはあともう少しで逃げ切れるというところで、市バスに激突して店頭に突っ込み、盗人に車から引きずりだされ、そこで大規模な戦闘が始まる(スクリーンショットのシーン)。
* 敵を倒した後、二人はガレージドアの後ろにあった箱から物品を見つける。なぜ罠だと分かったかをEllieが尋ねると、Joelは過去に自分も同じような方法で人を襲ったことがあると打ち明けた。罪のない人をたくさん殺したのかとEllieがさらに聞くと、Joelは返答を避けた。Ellieはそれが「Yes」を意味していると受け取り、Joelは好きなようにしろと言った。その後、二人は隔離地区の入り口である近くの橋に向かって歩き始める。途中、弾痕と死体の残された車の渋滞を見つけ、盗人の仕業かとEllieが聞くと、Joelはおそらく軍の仕業だと言う。なぜなら全ての人間を隔離地区に受け入れることができず、殺してしまえば感染の危険もないから。