18年3月期第2四半期 決算説明会が公開
以下概要
●以下3点の取り組みの進捗説明
・スマートデバイスの拡大
・3DSビジネスの勢い継続
・Switch普及を軌道に
■スマートデバイスの進捗
「どうぶつの森 ポケットキャンプ」
・10/25豪州で配信開始、11月下旬に配信国拡大
・基本無料でゲーム内で様々な使用ができる「リーフチケット」で課金
「スーパーマリオラン」
・2億DL突破
・9月のver.3.0で短時間プレイを実現、プレイヤーが増加
・期間限定値下げなどで興味を持たれる施策
・収益面ではまだ満足できる地点には至らず学びがあった
「Fire Emblem Heroes」
・経緯続的なアプデで収益面含め順調に推移
・イベント実施などでアクティブユーザー数は増加
・7月以降海外売上が国内を上回った
■3DSについて
・New 2DS LLを日米欧で7月発売
・N2DSLL発売後も3DSシリーズはSwitch発売後も安定的に販売
・各地域で勢いを維持、概ね想定通りに推移
・累計で7000万台が間近に迫る(注:9月末時点で累計6898万台出荷)
・ソフトも充実しポケモン新作が11月発売
・N2DSLLは限定版も含め複数ラインナップを用意
■ニンテンドークラシックミニスーパーファミコン
・累計実売が200万台突破
・ミニファミコンも18年から再生産
■Switchビジネスの進捗
・販売好調で品薄が各地で継続
・場所を選ばないプレイスタイルが幅広い客層に受け入れられた
・モード別の遊ばれ方はTVモードメインが2割、携帯モードが3割、残りの5割が両方でプレイ
・米国ユーザーの年齢層は20-30代前半が43%と中心に
・米欧の本体実売推移は年末商戦を残してWiiに追従、年末の動向次第でWiiに追いつく場合もある
・ソフトで話題を途切れさせないために自社タイトルを順次発売
・稼働時間もソフトリリースで次第に増加
・DL販売も増加
・本体の予想出荷台数を1400万台に上方修正
・サードは300社以上が開発に着手
https://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2017/171031_2.pdf
スイッチが想定を超える普及で業績を大幅に押し上げています。
適切なソフト投入で従来の客層よりも高い年齢層にも買われ初動の勢いを維持。
据置機水準の価格で売ることに成功しています。
性能的に欧米で忌避されるとの懸念が出ていましたが、結果は3DSを超える初動と順調な滑り出し。
普及を拡大し一定のサードタイトルを確保できれば更なる販売も見込めるでしょう。
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