任天堂が平成29年度3月期決算短針を公開
売上高:4891.0億円(前年比 △3.0%)
営業利益:293.6億円(前年 328.8億円)
経常利益:503.6億円(前年 287.9億円)
四半期期純利益:1025.7億円(前年比 521.5%)
売上総利益は1989.0億円(前年 2209.7億円)と減
売上総利益率では43.8%⇒40.7%と低下
DL販売が325億円(前年 439億円)に減少
持ち分法による投資利益(ポケGO/マリオラン関連)が202億円計上
為替差損が52億円
有価証券売却益(マリナーズ株売却)が645億円が計上
研究開発費 591.9億円(前期 690.7億円)
広告宣伝費 487.3億円(前期 466.4億円)
【通期業績予想の修正】太字は実績
売上高:5,000億円⇒4,700億円⇒4,700億円⇒
4,891億円
営業利益:450億円⇒300億円⇒ 200億円⇒
293.6億円
経常利益:450億円⇒100億円⇒ 300億円⇒
503.6億円
純利益:350億円⇒ 500億円⇒ 900億円⇒
1,025.7億円
【ハード/ソフト販売】
(期間 16年4月1日~翌3月31日)
●Switch
ハード販売 274万台
ソフト 546万本
●WiiU
ハード販売 76万台 (前年同期 326万台 76万台 △77%)
ソフト 1,480万本 (前年同期 2,736万本 △46%)
●3DS
ハード販売 727万台 (前年同期 679万台 前年比 7%増)
ソフト 5,508万本 (前年同期 4,852万本 前年比14%増)
※3DSのバージョン別販売
new3DSLL: 402万台
2DS: 249万台
new3DS: 65万台
3DSLL: 6万台
3DS: 5万台
主なソフト販売(同梱版/DL版含む)
・ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド:384万本(NS 276万本 / WiiU 108万本)
・ポケモン サン・ムーン:1544万本(Q3から+75万本)
・マリオメーカー3DS:234万本(Q3から+33万本)
・カービィロボボ:136万本(Q3から+4万本)
・amiibo:フィギュア型910万体/カード型930万枚(前年同期 2,470万体 / 2,890万枚)
金額ベースで3DSが前期から120億円上昇、WiiUが1340億円減少、スイッチが1110億円、スマホ関連が190億円上昇、アミーボなどのその他が230億円減少
次期の展望
スイッチ/3DS/スマホで売上高7,500億円、営業利益650億円を見込み
計画
売上高7,500億円
営業利益650億円
経常利益600億円
当期純利益450億円
|
計画ハード |
ソフト |
実績ハード |
ソフト |
3DS |
600万台 |
4,000万本 |
727万台 |
5,508万本 |
WiiU |
- |
300万本 |
76万台 |
1,480万本 |
Switch |
1,000万台 |
3,500万本 |
274万台 |
546万本 |
https://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2017/170427.pdf
スイッチが当初の200万台目標を超えるスタート。
合わせてポケGO効果か3DSが若干回復し、WiiUの減少分をカバーしたがアミーボが大幅減、売上高が16年ぶりに5,000億円を割り込む。
とは言えスマホ売上が242億円と伸びており今後の成長も期待。
2017年度の計画はSwitch単体(あるいは+新型携帯機)で5,000億円ほどの売上を見込んでいると見られ、「マリカ8DX」「ARMS」「スプラ2」「マリオオデッセイ」の4本柱でどこまで伸ばせるかにかかっている。
ちなみに気になるスイッチ版DQ11はサードソフト販売計画に無く、何らかの理由で遅れている事が伺えます。
https://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2017/170427_6.pdf