任天堂の取締役 常務執行役員の高橋伸也企画制作本部長が日経トレンディネットのインタビューに応じています。
※「企画制作本部」はソフト内製の情報開発本部と、主に外製ソフト管理の企画開発本部が2015年に統合された部門。
以下概要
●NXについて
・幅広い年齢層、様々な地域のユーザーを意識したものになる
・「ゲーム好きにもお母さんにも嫌われない」を目指す
・ハード開発は諦めない。だが専用機以外の部門で実現が可能なアイディアはそちらで出す
●任天堂 今後の戦略
・専用機では届かない顧客や地域向けにスマホにも積極
・IP活用も顧客拡大を目的に積極化、今後は任天堂側から社外にアプローチも
・IP利用の拡大は最終的にゲーム専用機への送客が目的
・ソフト面は高橋氏、ハード面は塩田執行役員が、宮本/竹田フェローと担当する
・開発棟の新設でソフト/ハードの開発を集約、合同のチームも立ち上げ、人材育成にも配慮
・NXのソフト不足への対策として、ソフト開発と環境開発の部門が協力強化、ラインナップの選定
開発人員は増やしていない
・ニンテンドーアカウントで顧客と任天堂の関係を強くしたい
http://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/column/16/032800001/080900009/
岩田体制時代からブレない姿勢。
「お母さんから嫌われない」ポイントとして岩田前社長は省スペース/省電力を掲げていたため、NXもそれを踏襲したハードになる事が予想されます。
発売予定まで半年に迫るNXについて、関係者の発言がどれも具体性に欠けているのが気になります。
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