ダイアモンドオンラインで元ソニーにして早大教授の長内 厚氏(
Wikipedia)による「ポケモンGO」ヒット分析記事。
分析の要旨は
・ポケモンGOのヒットは任天堂の自社プラットフォームへのこだわりの無さが生んだ
ハードウエアの進化ではなく、「遊び方の変化」に置いていたのが任天堂
・任天堂にはハードウェア技術の蓄積は無いからこそ、自社技術やプラットフォームの呪縛から逃れられた
・DeNAやNianticとの提携は自社ハードにこだわらない任天堂の強い武器
・様々な多様性を残しつつゲリラ的に様々なトライ&エラーを繰り返すことが重要
・BtoCのソニー/シャープは多様な顧客ニーズを掬い出す任天堂から学ぶことが大切
http://diamond.jp/articles/-/95341
任天堂の流動的な経営方針は確かにと思う部分もありますが、
ポケGOのヒットが任天堂の利益につながる道筋がまだ明確でない事や、ハードの売上高が総売上げの5割を超える(ロイヤリティを入れると6割近くある)任天堂にとって「プラットフォームにこだわりなし」の評は困惑する内容です。