ゲームメディアよりもメディアしていると定評のある西田氏がNXを予想
週刊プレイボーイが記者 西田宗千佳氏とOB岡田智氏に任天堂の動向を訊く
以下概要
西田氏
・新社長には竹田・宮本 両専務ではない経営のプロを入れる必要あり
・スマホ参入は他社に遅れているネットワーク構築の意味もある
・NXはスマホ参入にも大きな関係があると考えられる
・
NXは他社とのマルチを視野にした高性能機、ギミックも弱まると予想
「中身については一切わかりません。ただ、過去の携帯ゲーム機や他社のゲーム機と同じものでは競争力がないので、何かの“仕掛け”をしてくるのは間違いない。というのも、過去の任天堂のゲーム機はほとんどがゲーム機専用の構造を採っており、他社や海外の据え置きゲーム機で広がる“ハイクオリティなゲーム”展開をしづらい。NXではそうした部分への歩み寄りがなされ、今の任天堂のゲーム機より格段に性能は上がるはずです」
・任天堂がハードメーカーであるために、海外市場についていきスマホ移行へも対応できる多層的な環境の整備が必要
岡田氏
・ハードの完成までは構想から3年以上かかる
・岩田社長時代からハードの吟味にはマーケティング調査など科学的手法で分析
・今の任天堂は自由な開発環境が失われている。もっと元気になって欲しい
http://wpb.shueisha.co.jp/2015/08/11/52003/
新社長にはハードソフト両面全体を視野に決断できる経営者が求められ、NXは競争力のある高性能機が必要とする西田氏。
新ハードで任天堂が取る選択は西田氏の言う高性能路線と、岩田社長が目指していた競争を避けた低価格ギミック路線があると思われる。
今までの任天堂の傾向は西田氏が取るべき道とする選択肢からは外れているようにも見えるが、変化する事があるのか。
今後の動向は注目すべき転機なのかもしれない。
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