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MS 広報担当
クラウドはMicrosoftの戦略にとって重要な要素でありここ何年もXboxの投資で大きなエリアでした。我々はXbox LIVEを介して
4,000万人以上のユーザーにクラウドを使ったゲームと娯楽を提供しているのです。
我々は個性的な形で繋がるXbox、Windows Phone、Windows 8その他の人気デバイスを通して途方もない娯楽体験を届けるために
懸命に取り組んでおり、将来この分野を革新させ続けていくことに期待していますWedbush Morganのゲーム業界アナリストMichael Pachter氏
実質的にGaikaiはゲーム機本体がなくともゲームを遊べる解決策をもたらし
もしソニー製のテレビに内蔵されればそれは大きな意味があるのです。
買収はテレビを売るための戦略、あるいは他の企業がGaikaiのサービスを利用するのを防ぐ先手の動き、両方の可能性があります。
もしソニーに他のテレビメーカーに対するアドバンテージを与えGaikaiの技術を市場で独占して他社がゲーム機の必要性を排除できなくなるというなら
買収額も納得のいくものでしょうPachter氏はソニーの買収をこのように分析した上で、Microsoftについては「彼らはXbox本体でテレビ番組の配信を組み込むなどアプローチが異なる」とコメントしたそうです。
Game*Spark
日経新聞の報道
SCE、米クラウドゲーム会社を買収 300億円でソニー子会社のソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は2日、クラウド技術を使いインターネット経由でゲームを配信する米ガイカイ(カリフォルニア州)を買収すると発表した。買収金額は約3億8000万ドル(約300億円)。SCEは今後、「プレイステーション(PS)3」などのゲーム機を通じ、ガイカイのゲーム配信を始める。
ガイカイは2008年設立。同社のゲームは、専用機がなくてもパソコンやスマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)でも楽しめるのが特長。同社はゲーム会社のサイトなどで新作ゲームの試作品を配信するなどの受託事業を88カ国で展開している。
SCEは「PS3」のほか、「PSヴィータ」などのゲーム機を通じてガイカイのゲーム配信を始める。クラウド技術を生かし、PSのネットワークサービスの拡充も図る。
最近ではサムスンやLG電子がガイカイと提携。クラウド技術を活用したゲームサービスが利用できる新型テレビを発売する予定だ。
ソニーも同様の対応テレビを手がける可能性がある。
日本経済新聞
アナリストの発言はもっともソニーらしい動向のようにも見える。
ただ、注目すべき点はこの買収はSCEが行なっていることである。テレビメインの買収であれば親のソニー本体が手を出すはずで、SCEが関与するのはゲーム関連の意味合いもあるということだろう。SENに統合したサービスもソニーの部門に付け替えたばかりだし。
※この変更でSCEの売上が下がって煽りの対象になっていた。
毎年部門の入れ替えをしてる複雑怪奇な決算書から実際どこが儲けていて損しているのかを見分けられたら凄いと思う。こんなカオスな部門で株主怒らないんですかね?
また日経の報道では「PS3」「PSVita」とサービス対象が明言されていて、SCEハードの拡充を目的としている。
報道はどうあれSCE主導の買収劇でサービスが増えれば歓迎したいが、本格導入はいつになるのだろうか。近いうちに運用を始めたら本当のサプライズだ。
余談ですがGaikaiの由来は日本語の外海から取っているそうです。大航海時代的なものですかね?
これまでの経緯
[ソニー、クラウドゲーミング開始の噂 PS3でPS2プレイが可能に?]
↓
[ソニー、近くクラウドゲーミング大手を買収か?]
↓
[クラウド大手提携先はなんとサムスン! 電器が導くゲーム環境]
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[SCE、クラウドゲーミング大手Gaikaiを買収!!] ← NEW!