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スクウェア・エニックス・ホールディングス 2015年3月期 決算短信
売上高:1,679億円(+8.3%)
営業利益:164億円(+55.8%)
経常利益:170億円(+35.5%)
当期純利益:98億円(+49.0%)
●デジタルエンタテインメント事業
売上高:1,119億円(+18.3%)
営業利益:173億円(+61.7%)
・家庭用では前年比で大作が少なかったがDLリピートが好調
・スマホ/PCでは戦国IXA、DQMSLが好調維持
・年度内に開始したスクスト、FFRK、乖離性ミリアサ等も好調
・FF14、DQ10も好調に推移
http://www.hd.square-enix.com/jpn/news/pdf/15q4tanshin.pdf
DL販売とスマホが概ね好調だった模様。
家庭用ソフト計画も発表され、前年比で464万本増を見込んでいる事も発表されましたが、FF15の年度内発売は決定的とは言いがたい予測です。
スクエニ ソフト販売実績/計画
(単位:万本) 
|  | 日本 | 北米 | 欧州 | 合計 | 
| 2008年度 | 519 | 396 | 238 | 1,161 | 
| 2009年度 | 1,170 | 759 | 720 | 2,666 | 
| 2010年度 | 649 | 474 | 543 | 1,685 | 
| 2011年度 | 558 | 674 | 511 | 1,766 | 
| 2012年度 | 574 | 609 | 691 | 1,900 | 
| 2013年度 | 460 | 820 | 408 | 1,723 | 
| 2014年度 (DL販売含)
 | 401 (476)
 | 605 (759)
 | 312 (505)
 | 1,347 (1,796)
 | 
| 2015年度計画 (DL販売含)
 | 420 (480)
 | 770 (1,020)
 | 470 (740)
 | 1,680 (2,260)
 | 
※14年度からDL販売込みの実績が公開
欧米は前年実績から跳ね上がっている反面、日本国内が微増でFF15は難しそうな2015年度の計画。
ちなみにFF13は2009年度に発売し、累計700万本規模。
5/17追記:一方で15年度の売上高目標は非常に高く設定。年度内発売予測の根拠にもなりそう
スクエニ 売上高実績/計画
2007年度 1,475億円
2008年度 1,357億円
2009年度 1,923億円
2010年度 1,253億円
2011年度 1,279億円
2012年度 1,480億円
2013年度 1,550億円
2014年度 1,679億円
2015年度計画 2,000~2,200億円
2015年度の計画はFF13発売の2009年度実績を上回るものとなっております。
ジャスコ3、トゥームでここまで上がるのか、更なるサプライズがあるのか。
FF15が来年になるとDQ11は来年発表、再来年発売になるのだろうか。
ぼやぼやしているうちにKH3が先に出そうな開発期間ですね。

 ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君
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スクウェア・エニックス
プラットフォーム: Nintendo 3DS 
2015-08-27
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