円安とWiiU効果で黒字化

任天堂が2014年度の決算短針を発表、27年3月期の連結業績は以下

http://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2015/150507.pdf

売上高：5,498億円（前年比 -3.8%）
営業利益：248億円
経常利益：705億円
当期純利益：418億円

・円安で為替差益が340億円発生、総資産も465億円増加
・売上原価が前年から733億円減の大幅削減（-18%）

研究開発費：　633億円（前期 717億円）
広告宣伝費：　548億円（前期 703億円）


【ハード/ソフト販売】

3DS：　873万台　（前年　1224万台）
ソフト　6,274万本　（前年　6,789万本）

WiiU：　338万台　（前年　272万台）
ソフト　2,440万本　（前年　1,886万本）

Wii ：　46万台　（前年　122万台）
ソフト　1,173万本　（前年　2,616万本）

（単位：万）

	NDS ハード	NDS ソフト	3DS ハード	3DS ソフト	Wii ハード	Wii ソフト	WiiU ハード	WiiU ソフト
3月実績	-	-	873	6,274	46	1,173	338	2,440
1月計画	-	-	900	6,100	50	1,100	360	2,500
前年実績	13	1,029	1,224	6,789	122	2,616	272	1,886

27年度計画　（単位：万）

	NDS ハード	NDS ソフト	3DS ハード	3DS ソフト	Wii ハード	Wii ソフト	WiiU ハード	WiiU ソフト
3月計画	－	－	760	5,600	10	400	340	2,300

主要ソフト

3DS
・ポケモンωルビー/αサファイアが994万本
・スマブラ3DSが675万本
・トモコレ新生活、マリカ7、ムジュラ3Dが各200万本以上

WiiU
・マリカ8が511万本
・スマブラWiiUが365万本


次期の展望
売上高5,700億円、営業利益500億円を目指す

・ヒットタイトルに追加コンテンツで活性化
・3DSはリズム天国ザベスト+やFEifなど自社ソフトやサードから複数の有力タイトルを予定
・WiiUはスプラトゥーンや毛糸のヨッシーにマリオメーカーを順次発売
・カード型や編みぐるみ型アミーボの充実、3DS対応のNFCライター発売
・スマートデバイス向けアプリを年内配信で収益見込み

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とにかく14年度の黒字化は成し遂げた。
ソフトウェアは昨年3月計画から上昇もハードの販売は下回った。
WiiUの本体計画も下回り、追加生産については不明だが次期計画は340万台としている。