説明会同様、新規事業やスマホの活用については語られていない。
長いので要約
--アミーボについて詳しく
WiiUのハードの売れ行きとアミーボが比例してないのは何故?
今後の収益性は?
ネタ元のスカイランダーズが売れてる海外ではゲーム連動フィギュアの認知があるから売れている
アミーボは複数のソフトで遊べるのが独自要素、3DSのNFCライター発売でさらに価値を高めたい
カード型のアミーボ投入でコストを下げる
--開発体制は?
4つの開発本部とQOLのチームがあり連携
・ハードウェア開発本部 竹田専務が管理
最近 携帯機と据置のチームが一体化した
・情報開発本部 宮本専務
内製ソフトウェアの管理
・企画開発本部 高橋伸也取締役
セカンドパーティーのソフト管理
・システム開発本部 岩田社長が直轄
ネットワークや本体OS、SDK、ライブラリを担当
・QOL事業開発部
--「任天堂らしい利益水準」を詳しく
WiiU/3DSも何らかのヒットで急浮上するかも知れない
だが現状への反省はしている
専用機のビジネスを大きくするために手をつくす
アミーボもその取り掛かりとして一定の結果を出した
New3DSの初週は好調で3DSの縮小とは言えない
16年度にはQOL事業も収益を出す
ゲームの改善とその他の事業で「任天堂らしい~」を実現
--「ゲーム人口の拡大」は戦略から外れたのか
新しい目標があるのであれば教えて欲しい
ゲーム人口拡大は続けながら、
次の10年は娯楽を再定義してビデオゲーム以外の事業をビデオゲームのノウハウを生かしてやっていく
--何故New3DSを海外でも年末に出さなかったのか
マーケティングの体制は?
製造可能な台数に制限があり2月になった
日本ではNew3DSの影響でWiiUの販売が妨げになった
--エンタメの需要構造の変化にどういった認識を持っているか?
スマホ等の普及でコンテンツの価値は下がっている
デジタル化はチャンスであると同時にピンチでもある
コンテンツ価格をどうするかについては死活問題で熟考したい
http://www.nintendo.co.jp/ir/library/events/150217qa/index.html
1つの質問に長大な回答を繰り広げる岩田社長を見ると任天堂が陥っている混沌とした状況が想像される。
期待する予期せぬヒットも昨年「妖怪ウォッチ」が成し遂げている。
本業の改革に関わる部分は、部門を統合したこととアミーボの展開。
2016年度に回復する見込みなのはやはり新型ハードの投入があるからだろうか。
関連記事
任天堂14年度Q3決算説明会 3DSが5,000万台突破、ダブルミリオン5タイトル、アミーボでFC/SFCタイトルが遊べる仕組みを予定
任天堂 岩田社長、 新興国向けの低価格機について「2DSの価格差ではインパクトがない」 WiiUは「値下げや低価格版は出さない」
任天堂 岩田社長「3DSにスマホのタイトルを低価格で移植」「ハードの値下げはしない」「健康事業の他に教育分野も狙う」
任天堂14年度Q3決算 減収も316億円の営業利益! 10-12月期のハードはWiiU:191万台、3DS:499万台