ソニーが平成26年度第1四半期決算短針を発表。
▲増収の要因はPS4、映画興行収益、為替。PC事業収束で該当分野が減収。
損益の要因にはゲームネットワークの改善が増益要因、モバイルの損益が大幅に悪化。
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120140717015735.pdf
ゲーム分野は95.7%の増収(前年の為替レートで+85%)と好調、
43億円の営業利益
(単位:億円)
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2013年度 Q1 |
2013年度 Q1 |
売上高 |
1,316 |
2,575 |
営業利益(損失) |
△164 |
43 |
・好調の要因はPS4販売+ネットワーク売上の増
・損益要因はPS3のソフト減収
5月見通し⇒7月見通し
売上高 12,200億円⇒12,400億円
営業利益 200億円⇒250億円
・ハードウェアコストの削減が営利増の見通し要因
ハード/ソフトの実績/計画 (単位:万台 ソフト億円)
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2013年度Q1 |
2014年度Q1 |
2014年度計画 |
据置ハード |
110 |
350 |
1,700 |
携帯ハード |
60 |
75 |
350 |
ソフト売上 |
680 |
850 |
3,900 |
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/IR/financial/fr/14q1_sonypre.pdf
PS3からPS4への世代交代が急速に進みPS4が次世代競争で好調とあって急激に売上高を伸ばす要因になっている。
PS4の影で話題になりにくいPSVitaも昨年よりは販売を伸ばしたか 携帯機も15万台増。
ソニー本体の業績概要にも影響するほどPS4がヒットしている。
ちなみに50億円の営利増がPS4によるものだけとして、生産を年間1200万台生産と仮定した場合、ざっと1台あたり約417円のコストダウンの計算。
数の効果が大きい。