WWS傘下の日本スタジオのボスアラン・ベッカーがインタビューに答えています。
欧米でPSVitaの日本タイトル「ソルサクデルタ」「フリーダムウォーズ」「俺屍2」の発売が決定し、このインタビューが行われています。
--最近の2~3年でジャパンスタジオはどう変化したのか
急速な変化を続ける業界の中で、新技術やアイディアをもって競争力を得ている。
しかしジャパンスタジオの心臓部である創造性や想像力の理想は保持している。
--どんなゲームでジャパンスタジオが知られることを望む?
5時間のDLタイトルでも大型のAAAタイトルでも革新的で高品質なゲームで知られたいと考えている。
だがこれはビジネスでもあり営利と競争力のあるタイトルでなくてもいけない。
この2つのコンセプトに忠実であることが認識される為に必要。
--サンタモニカスタジオに在籍した時との違いは?
非常に違う。
文化の違いは世界の知覚にも影響がある。
その違いはまだ学んでいる最中。
ソフト紹介中略
--今回欧米で発売される「ソウルサクリファイスデルタ」「フリーダムウォーズ」「俺の屍を越えてゆけ2」は強烈な日本のアイデンティティを持っている。西洋のゲーマーはどう受け止める?
第一に携帯機に強い日本とアジアの市場支援が私たちの目的です。
西洋のユーザーの好みに広く合うとは言えないが、ハードコアゲーマーや日本好きのユーザーには訴えるものがあるはず。
--今回の3作はPSVita専用タイトルだが、ジャパンスタジオは携帯重視?
先ほども言ったように日本とアジア地域は携帯機が強く、また成長を続けている。
だからVitaのサポートは継続するが、携帯機だけを特別視しているわけではなく他の機種でも開発している。
http://blog.us.playstation.com/2014/04/14/behind-the-scenes-at-japan-studio-allan-becker-speaks-to-playstation-blog/
サンタモニカから異動したジャパンスタジオのボスの珍しいインタビュー。
SCEE主体のインタビューなので欧米向の視点になっていますが、ジャパンスタジオが目指しているのはアメリカ大陸よりもアジアから欧州までの地域なのかもしれません。
中国、インド、インドネシアなど成長している国は多い。
伝統的なデザインが今後足枷になるのか他にない特徴になるのかは気になるところ。
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ソニー・コンピュータエンタテインメント
プラットフォーム: PlayStation Vita
2014-06-26
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