CES2014でソニーがPS4の販売を420万台と発表
PS4の420万台達成が意味するものこの発表は非常に印象的な発表だが、XboxOneやWiiUと比べてどうなのか、前世代と比べどれだけの販売をしているのか。IGNはノイズを遮断し全ての売り上げが意味するものを伝えたい。
今立っている場所遠くへ旅立つ前にPS4、XboxOne、WIiUを同じテーブルの上に並べて見ましょう
PS4は11月15日の発売から12月28日までの約6週間で420万台、このハードはまだ日本では発売されていません。しかし、日本で発売されたとしても供給が間に合わない現状では420万台のままだったとも言えます。世界需要がどれほどなのかを測定するのは非常に難しい。
XboxOneは11月22日から12月31日までの5.5週間で300万台の販売で、こちらも日本ではまだ発売されていない。
PS4とは異なり小売店には在庫が見られ、供給がロンチの需要に追いついており、真の需要を計るには今後数ヶ月の推移を見守る必要がある。
WiiUは9月末までに約11ヶ月で391万台を販売、重要な時期である11月12月の販売を合計して450万~520万台と推定される。これは最良の推定である。
どれだけ好調なスタートなのか?WiiUが苦しんでいる最中にPS4は好調なスタートを切りました。
しかし、前世代と比べてどんなロンチだったのでしょうか。
答えはイエスです。
現在の厳しい環境と比較対照する前代ハードの販売週が多めに取られていることも踏まえて以下の数字を確認してください。
Xbox360は6週で150万台の販売に対してXboxOneは5.5週で300万台。
PS3が8週で170万台に対してPS4は6週で420万台を販売しています。
最後に現状では苦しんでいるWiiUもロンチ時期は6週で日米で153万台、世界で200万台と好調なスタートを切っています。XB1に比べ100万台、PS4には220万台少ないですが。
結局数字が示すのはどういう意味か?XB1が300万台、PS4が420万台と言う数字を比較することは楽しいですが、両者の販売はホリデーシーズンの売り上げと言うことです。
XB1はたとえばホリデーでも購入しやすかった経緯もあり、もう一方(PS4)は手に入り辛かった。
この需要が継続的なものなのか、またはWiiUのように急速な失速が明るみになるのかもしれません。
我々はこれらから3つの結論を導き出すことが出来ます。
1)WiiUが本当に窮地に追い込まれていることPS4/XB1のロンチ販売はWiiUの1年先行を消去。
記録で抜かれるのは時間の問題。
2)コンソール市場は非常に健康な状態PCゲームは盛んだし、モバイルゲームも隆盛を極めています。
しかしこれらはPS4とXB1の強烈なロンチを見るにゲームコンソールを犠牲に成長を得ているわけではなさそうだ。
3)まだ長い道のりを見る必要がある確かにロンチの数字に希望があり、コンソールビジネスにとってモメンタム(勢い)が重要なのは事実です。しかしPS3と360が生涯販売8,000万台を越える数字のうち数百万台の数字で過剰に興奮する必要はありません。まだオープニングの数分にすぎません。
http://www.ign.com/articles/2014/01/07/what-sonys-42-million-ps4s-sold-figure-actually-means
海外でも激しいゲハの論争はあるようですが、まだまだはじめの2ヶ月が過ぎただけで少なくとも今後数ヶ月は様子を見るべきだと言う冷静な評価。
特に需給のバランスが崩れているPS4の実態は半年後などある程度生産が出揃ってからの状況を待つ必要があるでしょう。
世界的にはとりあえずこのロンチで据え置き機が死んでいない事が証明されました。
今後も継続してソフトが発売されビデオゲームの文化を形成してくれることを願います。
日本でもPS4は据え置き復権の要として不安と期待を持って2月を迎えることになりそう。
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