各社の『次の10億』獲得に向けた動きが加速するか

中国が家庭用ゲーム機規制の解禁検討、任天堂など急騰

　中国日報は２８日、中国当局がこれまで１０年間にわたり禁止していた家庭用ゲーム機の製造、販売、輸入を解禁することを検討していると報じた。中国では成長過程にある若者の精神などに影響があるとして、家庭用ゲーム機の販売などが規制されている。

　マイクロソフトや任天堂<7974>、ソニー（ソニー・コンピュータエンタテインメント） <6758.T>などを含めた世界的なゲーム機メーカーはこれまで何度も中国市場への進出を試みてきたが規制に阻まれ、できなかった。日本のゲーム市場規模は４０００億円程度とされるが、中国の人口を考えれば市場規模は数倍となる可能性は高い。参考データだが、米リサーチ会社パールリサーチによると中国のオンラインゲーム市場規模は１４年に９２億ドル（約８２８０億円）に達する見通しという（１１年は６６億ドル）。

　報道を受け２８日の東京株式市場ではゲーム機関連株が急騰。家庭用ゲーム機「プレイステーション」を製造・販売するソニーが一時前日比８．８％高の１４０４円と急伸。「Ｗｉｉ」「ニンテンドーＤＳ」を手掛ける任天堂が同８．２％高の１万７０円まで上昇し、取引時間中で１２月３日以来の１万円乗せとなっている。

新興国情報

任天堂のiQue神遊科技やSCEAsiaの今までの地道な努力が報われる日がやってきそうだ。
先進国の普及を一定数確保し、世界販売台数の伸び悩むなか、中国をはじめとするブラジルやインドなど「次の10億人」の市場を獲得するための動きが加速しそうなニュースだ。

今後ゲーム関連情報の重要な発表は「BGS」（ブラジルゲームショー）や「台北ゲームショー」でも行われるようになるかもしれない。

今週末の台北GSにも期待が高まる。
SCE「A」も「T」GSも他の地域に被るので名称の変更してくれないかなー。紛らわしい。

台北GSの日程
    SCE台湾　ステージブース

    1月31日
    　　10:00~10:30 PlayStationブースのオープニングセレモニー
    　　13:30~14:00 PS3 《ヴァンパイア・リザレクション》プロデューサー　小野義徳　綾野智章
    　　14:30~15:00 PS3 《The Last of Us》 Naughty Dog代表

    2月2日
    　　11:30~12:00 PS3《ワンピース 海賊無双2》プロデューサー 佐佐木夕介　鯉沼久史
    　　13:30~14:00 PS3《ライトニングリターンズ：ファイナルファンタジー12》 監督　鳥山求
    　　15:00~15:30 PS3《ガンダムバトルオペレーション》プロデューサー　桑原顕　大野智
    　　16:15~16:50 PS3《キラー・イズ・デッド》プロデューサー 須田剛一

    2月3日
    　　11:30~12:00 PS3《真・三國無双7》プロデューサー 鈴木亮浩
    　　13:30~14:00 PS Vita《ソウル・サクリファイス》プロデューサー　稲船敬二　鳥山晃之
    　　15:00~15:30 PS Vita《Tearaway》メディアモレキュール開発チーム
    　　16:30~17:00 PS Vita《KILLZONE MERCENARY》ゲリラゲームズ・ケンブリッジスタジオ

PSAsia.com