Team NINJAで「DEAD OR ALIVE」「NINJA GAIDEN」を制作した板垣氏の講演が静かな熱意に満ちている。
「What We Talk About When We Talk About Game」
(ゲームについて語る時に我々が語ること)
内容は、学生時代に影響を受けたレイモンドカーヴァー*1やギャンブルに始まり、テクモ在籍時のDEAD OR ALIVE2制作時に感じた挫折や社内の摩擦。
失望して4ヶ月家に閉じこもり飲酒し続けていた事、その時家族や映画アルマゲドンから心を動かされ再起への転換に至るまでの道のりが淡々と語られている。
テクモ在籍時に実現が要求されていたハッピーフォーシステム(happy four system:ユーザー・デペロッパー・パブリッシャー・ストックホルダーに満足してもらう事)から、その後自らがヴァルハラを立上げて株主になる事でハッピースリーシステムに略したこと、自身や家族、仲間達を救う事になった作品を自身の手でも届けたいと言う情熱が伝わる。
代表作
DEAD OR ALIVE 1996年
DEAD OR ALIVE 2 1999年
DOA2 HARD・CORE 2000年
DEAD OR ALIVE 3 2002年
NINJA GAIDEN 2004年
DEAD OR ALIVE 4 2005年
NINJA GAIDEN 2 2008年
Devil's Third 2012年