記事では最近の不調の大きな要因になっているWiiUに触れ、新規タイトル開発が遅れていることを指摘。
以下概要
・現状N64「ムジュラの仮面」からの3DS移植に4年をかけるなど開発時間に問題あり
・開発遅延の背景には人的リソース不足、単独の社員数は約2,000名と物量が必要な今に追いついていない
・また技術の非公開が速度を遅らせ、技術トレンドにも遅れを生じている
サードパーティは任天堂の許可なく開発を進められない
・問題解決には先代の山内社長のようなカリスマが必要、今はどう継承していくか悩みが見える
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20150304/1062964/
追記:この記事に対し、元任天堂の岡本氏が「ムジュラ3D」は外注作で本社の従業員数に結びつけるのは正しくないことを突っ込んでいます。
任天堂の社風から突然開発環境がオープンになったりはしないでしょうけど、今後の明確な方針が見えないのは気になります。
WiiUの発売前後に岩田社長が従来の客層に加えコアゲーマーの獲得を謳っていましたし、ソニー/MSとある程度競争する方向ならば新氏の指摘する問題の改善は必要なのかも。
ちなみに以下は任天堂ハードの累計出荷推移
空前のヒットを飛ばしたWii/DSを除くと年々減少の傾向。
同社がギミックありきのハードを作る理由になっているかもしれません。
任天堂歴代ハード累計 2014年12月末時点 (単位:万台)
Wii U ゼノブレイドクロス セット(特製アートブック+特製マップ+オリジナルデザイン『ニンテンドープリペイドカード1000円』同梱)
任天堂
プラットフォーム: Nintendo Wii U
2015-04-29
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