中国 自由貿易試験区でゲーム機解禁
中国政府は、10年以上にわたって国内で禁止してきたゲーム機の販売を、経済の中心都市・上海に設置する自由貿易試験区の中で解禁すると発表し、日本のゲーム機メーカーにとっても、ビジネスチャンスとして注目されます。
中国政府は、規制緩和を通じて投資や貿易のてこ入れを図るため29日、上海に自由貿易試験区を設立する予定です。
中国政府が27日明らかにした自由貿易試験区の全体プランによりますと、試験区内では、外資系企業に対してゲーム機の生産と販売を許可するほか、文化当局の審査を通れば、中国の国内市場全体でも販売できるとしています。
中国は、青少年の成長に悪影響を与えるとして、2000年以降、中国国内でのゲーム機の輸入や販売を禁止しています。
ただ国内では違法に輸入したゲーム機が出回っていて、ゲーム人口は3億人に達するとも言われるだけに、今回、正規に販売を認めたことは、任天堂やソニーといった日本のゲーム機メーカーにとっても、ビジネスチャンスとして注目されます。
試験区内では、マイクロソフトが中国企業と合弁会社を作りゲーム機の開発や販売に当たる方針をすでに示していて、今後、中国市場でのゲーム機販売競争が激しくなることも予想されます。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130928/k10014875991000.html
平行品・海賊版が跋扈する中国市場で高品質なソフト/ハードとサポートでしっかり普及できるのか注目されます。
任天堂は現地合弁企業iQue神遊科技で販売するなど現地企業と連携していて、ソニーもアジア向けにSCEJapanAsiaを2012年4月に再編しています。
中国限定カラーの3DSLL「マリオホワイト」