ソニーの2015年度 第3四半期決算が発表
ゲーム&ネットワーク分野の売上高は前期比+10.5%の増収(前年の為替レートで+11.0%)で
5,781億円、
営業利益は前期比126億円増で402億円
(単位:億円)
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2014年度 Q3
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2015年度 Q3 |
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売上高 |
5,315 |
5,871 |
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営業利益(損失) |
276 |
402 |
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■売上高要因
(+)PS4のソフト増収
(+)PS4ハード販売増
(-)PS3ソフト/ハードの減収
■営業利益要因
(+)PS4ソフトの増収
(+)前年はVitaTVの評価減計上
(-)ドル高による為替影響
(-)PS3ソフト減収
ハード/ソフトの実績/計画 (単位:万台)
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2014年度Q3 |
2015年度Q3 |
2015年度計画 |
据置ハード |
PS4:640 |
PS4:840 |
PS4:1,750 |
携帯ハード |
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ネットワーク |
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- |
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10月の見通しから営業利益を上方修正
理由は「ネットワークの売上が想定を上回ったため」
4月見通し⇒7月見通し ⇒10月見通し⇒
1月見通し
売上高 13,700億円⇒14,900億円⇒ 15,200億円⇒
15,200億円
営業利益 400億円⇒ 600億円 ⇒ 800億円⇒
850億円
PS4 1,600万台⇒ 1,650万台⇒ 1,750万台⇒
1,750万台
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/IR/library/fr/15q3_sony.pdf
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/IR/library/fr/15q3_sonypre.pdf
ゲーム分野はPS4の好調がすべて。
営業利益を上方修正させたネットワークサービスも好調。
PS4は先日2015年末時点の実売累計が3,590万台と発表され、今回の決算で12月までの出荷台数が3,770万台と判明。
年度内には累計出荷4,000万台の大台に乗せる勢い。
PS4本体出荷推移 (単位:万台)
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4-6月 |
7-9月 |
10-12月 |
1-3月 |
2013年度 |
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450 |
300 |
2014年度 |
270 |
330 |
640 |
240 |
2015年度 |
300 |
400 |
840 |
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他にはデバイス分野がイメージセンサーの需要減や電池事業の減損などで大きく下方修正。
ちなみにエース安田氏のゲーム分野評価
エース経済研究所の安田秀樹アナリストは決算発表前の取材で、大型ゲームタイトルが投入された結果、ゲーム事業の「年末商戦が非常に好調だった」と分析した。また来期にはゲーム機の生産コストも下がり、PS4は「収益的にピークになる」と述べた。
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-O1LUH16K50Y101.html
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